葬送のフリーレン 七崩賢のまとめ・考察
葬送のフリーレンの強い魔族である・七崩賢のまとめです。現存している七崩賢は?また、判明している七崩賢の一覧とその能力を書いていきます。※随時更新。

葬送のフリーレンとは
魔王を倒した勇者一行のその後を描く後日譚ファンタジー。
2022年6月時点で累計発行部数は600万部を突破しています。
このマンガがすごい!2021では2位。
漫画大賞2021では大賞を受賞しています。
七崩賢一覧
魅力的なキャラクターが多い葬送のフリーレン
これまでに作中で描かれている七崩賢一覧です。未登場の七崩賢も3名いますが判明している七崩賢は下記になります。
断頭台のアウラ
七崩賢の一人で500年以上生きた大魔族。服従させる魔法により首なしの不死軍団を指揮する魔族。自身の魔法に抵抗されないよう、配下の首を切るため「断頭台の」と二つ名がついた。天秤に自身と相手の魔力を乗せて魔力が少ない方を服従させる。ヒンメルとの戦いの際は服従させる魔法が発動する前に腕を切り飛ばされた。勇者ヒンメルに敗れた後はしばらく隠れていた。
アウラを倒しに来たフリーレンに服従させる魔法を使うも、フリーレンの魔力隠ぺいに気づけなかった。最後は「アウラ、自害しろ」と言われ悔しそうに死んでいく。
同じ七崩賢のマハトや、魔族のクヴァールがどんどん株を上げていく中、惨めな最期を迎えたことからネタキャラと扱われることも多い。読者の中では南の勇者との戦いで一人で逃亡した疑惑もかけられている。
黄金郷のマハト
七崩賢の中で最強と言われ、現存する七崩賢の最後の一人。現在は大陸魔法協会が管理する大結界により、自らが作り出した黄金郷内に封印される。防御、回避、解除が不可能な最強の呪い万物を黄金に変える魔法の使い手。600年前にフリーレンも敗北する。
人類が持つ「悪意」や「罪悪感」と言う感情を理解したいと考え、人類との共存を求めるが殺戮を止めない。エーデルに100年分の記憶を抜き取られ、城塞都市ヴァイゼが黄金郷となった経緯が判明する。ヴァイゼの領主グリュックに仕え、支配の石環により「悪意をもったら死ぬ」ようにされているが、「悪意」と「罪悪感」を理解するため「何かを掴めそう」だと思い、悪友であるヴァイゼ領主のグリュックごとヴァイゼを黄金化する。その後、作中最強であるゼーリエに「卓越した魔法技術」と言われるほどの魔法を見せるものの、弟子のレルネンらに結界により黄金郷内に封印される。後にソリテールにより黄金郷の結界が解除される。
また、万物を黄金に変える魔法で生成した黄金の大質量を操作し、防御魔法をぶち破る戦法を用いる。これには、かすっただけでデンケンの防御魔法が粉砕された。
“一体マハトは何と戦うためにこれほどの研鑽を積んだんだ“とデンケン
グリュックが好きだとされる茶器を黄金化しなかったり、黄金化した街にとどまり続ける等、ヴァイゼになにかの思いを残しているようだがーー
不死なるベーゼ
魔王軍幹部の七崩賢の一人で結界魔法の使い手。かつてヒンメル一行は不死なるベーゼの魔法により結界に閉じ込められた。フリーレンは圧倒的な力量差から一度は結界を壊すイメージをつかめないと諦めたが、ヒンメルらの説得により結界の解析を行い、解除する。
その後、不死なるベーゼは結界を破ったフリーレンばかりを警戒し、人間を甘くみていたことが原因で討伐される。
二つ名の「不死なる」要素が結界魔法とどう結びつくのか不明。自身を結界で覆って時間を止めているとか?
奇跡のグラオザーム
魔王軍幹部の七崩賢の一人。マハトにとって相性が悪いらしいが能力は不明。南の勇者の戦い後に、その戦いに関する記憶をマハトから消す。後にヒンメル一行に倒されたと思われる。
七崩賢関係者
全知のシュラハト
かつての魔王の腹心。1000年先の未来が見通せるとされ、同じく未来視ができるとされる南の勇者を討ち取るため、七崩賢全員を集め迎え撃つが、七崩賢3人と自らの命と引き換えに南の勇者を討ち取る。
マハトの記憶を覗いていたフリーレンに話しかけることからも、未来視の正確さが伺える。南の勇者との戦いを1000年後の魔族のための戦いと言っているがーー
南の勇者
人類最強と言われていた人物。未来を見通せるらしく、たった一年で魔王軍の前衛部隊を壊滅させ、1000年後の未来を見通せるという全知のシュラハトと終結した七崩賢全員により敗れたが、それでも3人を打ち取り、シュラハトを道連れにした。フリーレンを仲間に誘うも断られる(断られる未来はわかっていた)。シュラハトも南の勇者も遺体は見つかっていない。
ソリテール
自らを大魔族のソリテールと名乗る。人類に名が知られていない大魔族なことから、遭遇したものを皆殺しにしていると考えられ非常に危険な存在。フリーレンでさえ押し負けるほどの実力であり、マハトと同等の実力者であると考えられる。魔族でありながら人類に興味をもっているが、人類と共存することは夢物語だと考えている。人類の魔法を研究しており、収斂進化の概念や人類の魔法をマハトに教える。人類の魔法の集大成である黄金郷の結界を、"人類を研究“していることで解くことに成功。恐らく魔族でありながら魔力量を制御しており、フェルンには見抜かれている。
魔力で出現させた剣で攻撃を行ったり、単純に強大な魔力による魔力をぶつけるだけの魔法でフェルン達を圧倒した。
魔族という捕食者側の立場でありながら"人類を理解“しているため人類と魔族が共存できるわけないと言い、人類やフリーレンをあなどることをしない。
お話が大好きと自称しており、人類の動揺を誘うような言葉を巧みに操る。
まとめ
こちらの記事では葬送のフリーレンの七崩賢の一覧についてまとめました。
現状名前が判明している七崩賢は4名
七崩賢(名称) | 現状の生死 |
---|---|
断頭台のアウラ | フリーレンが討伐 |
黄金郷のマハト | ヴァイゼにて現存 |
奇跡のグラオザーム | ヒンメルらが討伐? |
不死なるベーゼ | ヒンメルらが討伐 |
七崩賢5 | 南の勇者が討伐 |
七崩賢6 | 南の勇者が討伐 |
七崩賢7 | 南の勇者が討伐 |
と思われます。
死んだとされる七崩賢の名前や倒され方や、能力が判明していないのでこの先、回想で能力が判明したりするのがとても楽しみです。
南の勇者と七崩賢の戦いを全知のシュラハトが作為的に隠したことからも、いずれ他の七崩賢の能力も判明するのでしょう。遺体が見つかっていないことから生きていたということもありえるのではと私は考えています。
ヒンメル一行が倒したとされる七崩賢の回想も楽しみですね。
魔族の幹部という敵でありながら魅力的な七崩賢。
特に黄金郷のマハトのような人類を知りたいとして行動する異質な魔族はとても惹かれます。