シャングリラフロンティアは第二のSAOになりそうって話

2022年7月28日シャングリラ・フロンティア

シャングリラ・フロンティアが第二のSAO(ソードアートオンライン)になりそうって話をしていきます。

シャングリラ・フロンティアとは

正式名称は『シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』通称シャンフロと呼ばれ小説家になろうで連載している小説がコミカライズ化した作品です。原作人気が凄まじいことで、書籍化より先にコミカライズ化しています。2023年にアニメ化・ゲーム化も決まっています。
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2020年7月に連載スタートし、2022年4月時点で220万部を売上突破しています。

公式PV


シャングリラ・フロンティアがこれから流行る理由

タイトルにもありますが、シャングリラフロンティアは第二のSAO(ソードアートオンライン)になるのではないかと思っています。いやいや、シャンフロでは実際に死なないでしょ?サンラクとキリトは全然違うでしょ?と思うかもしれませんが、言いたいことはこれからSAOのように流行るのではないかという話です。
シャンフロが流行る理由を説明する前に、何故SAOが流行ったかを語ります。
SAOはゲームの世界観を現実に当て嵌めることにより実際に死んだら現実リアルの死という設定が当時は目新しくもありました。ゲームの中の世界なのに登場人物はみんな本気なことに説得力があり、読者視点も馴染みやすいゲームの世界において没入感を得ることができました。
SAOを機に異世界転生というジャンルが流行ったのは間違いありません。書籍化が2009年、アニメ化が2012年。小説家になろうに異世界転生が大量に上がったのが、2013年~です。
異世界転生が流行ったのは、ファンタジーの世界にいる地球人視点というのが"こんな世界あったらいいな“という世界に読者が入り込みやすいからだと思います。"なんの知識もない一般人が書きやすい題材“っていうのもありますが…。
しかし、異世界転生というジャンルは量産され続け、今では長いタイトルで一発屋のPV稼ぎが乱発されており、本当に面白い作品は数少ないのが現状です。この世に小説家になろうという産業廃棄物生産工場がある限り、粗悪な異世界転生作品の量産は続いていくのでしょう。そして、素人が書いている量産型の異世界転生作品は安価で書籍化・マンガ化ができるため、出版社にとっては良い鴨となっているのでしょう。(これはまた別の機会に語ります)

大分話が脱線しましたが、そんな中シャンフロは量産型の異世界転生作品とは一味違うという話です。
シャンフロの世界というのは、一番重要な馴染みやすいゲームの世界においての没入感というのがSAOと合致しているわけです。これが普通の異世界転生作品と大きく異なる点です。作者の硬梨菜かたりな氏はまさに"こんな世界が有ったらいいな“を無限に広がるゲームの世界で体現し、読者に没入感を与えているのです。

シャングリラ・フロンティアの世界観の凄さ

作者の硬梨菜かたりな氏は特撮や、モンスターハンター、フロムソフトウェア等のゲーム作品に影響を受けているようで、読者から設定厨と呼ばれるほど設定が大好きのようです。オープンワールド系のゲームを大量にやっているんじゃないかと予想しています。
作中内ではキャラクター・装備・モンスター・ゲーム等に対する設定が凄く盛り込まれています。作中における大きな謎の「7つの最強種ユニークモンスター」や「神代」に関することは読者の期待を膨れあげさせると共に、神ゲー『シャンフロ』というゲームにおいて、要所にこんなシステムがあったらいいなを無限に盛り込んでおり見ていて飽きません。
設定の細かさにワクワクし、PLサンラクとして実際にゲームをやっているような感覚を味わえることからMMORPGやオープンワールドといったゲームをやるひと、ゲームをやる時間がない人にも没入感を与えるのでしょう。

シャングリラ・フロンティアは時代に合った作品なのでは?

余談ですが、RPGのラストダンジョン手前で急にやる気なくなる現象というのがあるらしく、私もそうなのですが終わりが見えると、ゲームをクリアするのが寂しいまとまった時間が取れないストーリーが読める等いろいろ理由はあると思います。その点シャンフロというのは無限に広がる世界、仮にボスを倒したとしてもアップデートという言葉で追加要素なんていくらでも増やせます。
厳密には違いますが、シャンフロの世界観のようなグローバルゲーム市場(スマホゲーやPCゲー)というのは急速に伸びておりここ5年で市場が1,5倍になるほどです。スマホの利用者、モバイルゲーム開発者が増えたからという理由もありますが、ちょっとした人との繋がりがあって終わりのないオンラインゲームというのは日本人の肌に合っているのでしょう。昔流行ったラグナロクオンライン、メイプルストーリー、リネージュのようなMMORPGは今ではスマホゲー、FPS、MOVAといったジャンルに全てパイを奪われています。昔私がMMORPGにはまって無限にやっていた理由がSAOやシャンフロにはまる理由に直結してそうです。

SAOとの共通点

・執筆速度が異常に早い
SAOの川原礫さんは一年に6冊出すレベルの異常さです。硬梨菜かたりな氏も"小説家になろう"に一日一話ペースで投稿する異常な速さ。現状連載マンガのフィフティシア到着地点で、なろうの130/855という原作ストックの多さもすごいです。

・作者のゲーム知識が凄い
SAOの川原礫さんもMMORPGをやりこんでいた人で、ゲーム世界における設定の引き出しが多いです。硬梨菜かたりな氏も前述したとおり様々なゲームをやり込み設定を練り込んでいるようです。どちらも経験からの引き出しの多さによる作品の世界観の広さが伺えます。

・VRMMORPGというジャンル
このオープンワールドで無限に遊べるようなジャンルって日本人にハマりやすい気がするんですよね。SAOのブログレッシブも本編より面白いですし。現実リアルに戻ったらただのゲーム好きの一般人というのも読者が共感しやすいと思います。

まとめ

長々と話してきましたが、結論としてはこれです。

SAOと同様に読者視点も馴染みやすいゲームの世界は没入感を得ることができるということです。
正直SAOの方がドキドキ感・臨場感があるので没入できますけど(死んだら終わりですし)。

既に小説家になろうでの実績もあり(総合20位)、無限の設定と世界観、そして2023年にアニメ化。明らかに推していく姿勢の講談社。成功する未来が見えます。
月並みな異世界転生作品のように、一発屋のような作品でもないですし、ラスボスを倒したら終わりという作品でもないので、終わりのない世界を求めるような人が多い現代にヒットするのではないかと信じています。

ただ、サンラクさんは好感度は高いんですけど、キリトさんのようにスターバーストストリーム!!って叫ぶわけでもないですし、死んでもいいゲームなんてヌルすぎるぜ。みたいな厨2病患者に刺さるようなセリフを言うわけではないですし、キリトハーレムを形成するわけでもないので永遠に思春期の方に刺さるかどうかはまた別の話ですね。

↓ネタバレ感想記事も書いています。

シャングリラ・フロンティアの全巻のネタバレまとめはこちら

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