シャングリラ・フロンティア 2巻 感想 ネタバレ
週刊少年マガジンに掲載されているシャングリラ・フロンティア 第2巻のネタバレ、感想です。
目次
シャングリラ・フロンティアとは
正式名称は『シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』、通称シャンフロと呼ばれ小説家になろうで連載している小説がコミカライズ化した作品です。原作人気が凄まじいことで、書籍化より先にコミカライズ化しています。
2020年7月に連載スタートし、2022年4月時点で220万部を売上突破しています。
フルダイブ型のVRRPGの世界で神ゲーと呼ばれている『シャングリラ・フロンティア』にクソゲーハンターの主人公が挑むという内容になっています。

公式PV
あらすじ
クソゲーをこよなく愛する陽務楽郎は、クソゲーの対極に位置する神ゲー、登録者数3000万人のフルダイブVRゲーム『シャングリラ・フロンティア』を購入。プレイヤーキャラクター、サンラクとしてシャングリラ・フロンティアの世界に足を踏み入れる。ユニークシナリオ「兎の国からの招待」を進める中、サンラクは上位ギルドから注目されていきーー
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シャングリラ・フロンティア2巻感想・ネタバレ
第6話 二羽の強行軍
ベルセルク・オンライン・パッションをログアウトし、シャングリラフロンティアに戻ります。
サンラクは修行は一旦置いといて、次の街サードレマを目指します。サンラクはエムルを連れていけないと思っていましたが、サンラクに同行するとエムルは言います。そんな中、プレイヤーにエムルと話していることを目撃されます。サンラクはごまかしますが写真を撮られ掲示板にあげられてしまいます。
街を出たサンラクとエムルは雑魚モンスターを全部無視し、エリアボスに挑みます。エリアボスはマッドディグと呼ばれていて、沼地状態の地面から攻撃してくるモンスターらしく敏捷が生かせないサンラクにとって相性は最悪でした。
第7話 鳥面with兎vs.鮫土竜
エリアボスのマッドディグに対してサンラクは苦戦します。スキル駆使してなんとかマッドディグの突進を回避しますが、クールタイム(再び使える時間)の関係で回避する手段を失います。そこでエムルがマジックエッジという魔法を放ちます。サンラクはエムルが戦えることを忘れていたためエムル込みでの攻略に切り替えますーー
第8話 人は飛び、ウサギは跳ぶ
マッドディグを追い詰めたものの、HPが減少したら発動する特殊行動の打ち上げにより、サンラクは大きく打ち上げられてしまいます。このままでは、落下死してしまうというところでエムルが使い捨て魔術媒体、瞬間転移を使い、サンラクをマッドディグの真上に転移させます。その結果落下エネルギーにより撃破に成功します。
サードレマでは、サンラクとヴォーパルバニーを探す女がおりーー
第9話 かくて汝、騒動の槍衾に囲まれん
サンラクとエムルはサードレマに入ります。エムルは変身して姿を変えています。しかし、とある女性プレイヤーのアニマリアにサンラクは捕まってしまいます。その理由はエムルを仲間に加えた方法を知るためでした。
サンラクは逃げようとしますが、今度は別のところから攻撃を受けます。そのプレイヤーはサンラクのことを革命戦士と呼びました。その名前は他のゲームでの名前であったためサンラクは気づきます。現れた女性プレイヤーを見て「鉛筆戦士」と呼ぶサンラク。女性は"アーサーペンシルゴン“と呼べと言いました。
第10話 筆記用具の騎士王
鉛筆戦士、もとい"アーサーペンシルゴン“は『ユナイト・ラウンズ』というゲームでクソゲー仲間でした。『ユナイト・ラウンズ』では因縁のある相手のようでーー。
サンラクは攻撃を受けますが、なんとかいなします。そこでアニマリアがペンシルゴンの正体に気付きます。プレイヤーキラークラン「阿修羅会」のナンバー2、“廃人狩りペンシルゴン”だと。ペンシルゴンの目的はユニークに関する情報の開示でした。
第11話 内向きに荒ぶ台風の目
サンラクは装備とレベル差があるペンシルゴンに苦戦します。サンラクはPKは街の中ではできないのではないかと勘づき、街へと逃亡します。追おうとするペンシルゴンにアニマリアが立ちふさがります。エムルに危害を加えさせないためです。
門の手前まで来ると、阿修羅会の下っ端4人がサンラクを止めに来たが、そこに白騎士が現れるーー
第12話 状況始動
PK集団を相手に白騎士は助太刀します、白騎士は正式名称"サイガ―0“で"最大火力“とよばれているようです。サンラクと現実世界での知り合いらしく、本人には内緒で関りを持ちたいようです。
一方、ペンシルゴンはアニマリアと交戦しています。アニマリアは状態異常を極めた呪術師ですが、ペンシルゴンは応報の藁人形というアイテムですべて跳ね返します。しかしアニマリアは奥の手があるようでーー
第13話 状況結実
アニマリアは奥の手の呪術でペンシルゴンを道連れにします。その隙にサンラクは街へと逃亡しました。
残るPK達はサイガー0が相手をします。
街へ入ると、ペンシルゴンからメールが届き『ユナイト・ラウンズ』でカッツォと話をしたいと持ち掛けられます。サンラクは訝しみますが、カッツォからも逃げないよな?とメールが来たため行くことにします。がその前にユニークシナリオを進めることにします。
ユニークシナリオでは闘技場で全10体のモンスターと勝ち抜き戦を行っていくようです。最初のモンスターはマジョリティハウンド。複数いるレベル65のモンスターにサンラクは驚きますーー
第14話 神代の残滓、妄執の敗者
ユニークシナリオでは何回もやり直しができるようで、サンラクは7回目に群れのボスを倒すと統率が乱れることに気付き討伐に成功します。2戦目のモンスターはパラサイトテンタクル。見た目は熊の背中に蛇が8匹いるモンスターでした。
順調に勝ち続け遂に10戦目に突入します。一番苦労したのは5戦目のトキシックイーグル、空から攻撃してくるため112回も挑戦しました。10戦目の相手はバッシュが連れてきました。妄執の樹魔と呼ばれるモンスターは、木と合体してでも生き延びようとした人間だとヴァッシュが言います。今のサンラクでは勝てないため勝利条件を5分生き延びることに変更します。妄執の樹魔のレベルは120、89レベル差もある相手にどう逃げ切るのかーー
第15話 300リミット狂騒曲、勝算を追う者
妄執の樹魔の攻撃をなんとか避けるサンラク、ノーモンションの攻撃といかにもなデバフ攻撃の鎖と魔法攻撃、時間がかかるほど攻撃の種類は増えていきます。サンラクは頭も回らずに次の挑戦でどうするか考えますが、負けること前提で戦っている自分に気付きます。ここで反撃に出るサンラクは妄執の樹魔の杖を弾き飛ばして奪います。残り2分逃げ切ることができるのかーー
まとめ 感想
2巻では新たなキャラクターのペンシルゴンやアニマリアがでてきました。
ゲームの世界とはいえご都合主義はなく、ちゃんと強敵相手には逃げ、エリアボスのマッドディグに苦戦したりユニークシナリオ「兎の国からの招待」が進み、戦闘描写を楽しめる作品となっていました。
今回はどちらかというとこれからの物語を盛り上げる、伏線を貼る回となっていました。3巻以降は新たな7種の最強種の話が進行するようです。
3巻以降のネタバレ記事はこちら
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