週刊少年チャンピオン(2026/3/12発売 Vol.15)掲載の弱虫ペダル最新話の感想、考察をお届け。
以下、ネタバレありますので、ご注意ください。
弱虫ペダル RIDE.856(第856話) 最新話 あらすじ(ネタバレ注意!)
先頭5人に
観客「3人来た!!先頭5人になるぞ!!ワアアいけぇ追いついた」
雉「総北今泉くんがいない!?」
御堂筋「プク…いないね やっぱり…!!」
「戦略上絶対にここにいなくてはならない総北のエース プル泉クゥンが!!」
「キミも後ろでプル泉くんと友達ごっこ楽しんでると思うたけど!?ナルゥコ!!」
鳴子「カッカッカッ まぁな スカシに言われたからな」
御堂筋の鳴子評価
御堂筋「キミィはあのオトモダチゴッコのペチャペチャな総北にあって唯一正しく判断のできる男やね」
鳴子「ワイは勝つためにレース走ってるからな!!」
新開「いきなり緊張感えぐ!!」
御堂筋の陽動作戦
御堂筋「フリカエ…ラズニ!!」
「あれ?あれあれ 人影?一名? 後ろからもう一人追いついてくるよ!?」
「黄色い…黄色いで服!!あれもしかして 今泉クンやないの?」
みんなが振り返る。
御堂筋「あちがったちがった コースを横切る黄色い服着た観客やったわ」
「振り返らんかったね!!一ミリも!!ナルゥコ!!」
鳴子「スカシなワケないやろ 今来れてるくらいならワイが一緒に連れてきとるわ」
新開と高田城の鳴子評価
高田城「今泉を捨ててからは一変 真剣な表情で追いついてきた」
新開「鳴子さん いや鳴子さんのここに追いつくための集中力凄まじかったすよ」
「指示もアバウトそうに見えて的を射ていて直感的」
「実は参謀としてのレースを見る力 高田城さんに匹敵するくらいかもっす!!」
雉「なんかやけに御堂筋くんと仲いいな!!」
「あれ?あんだけオレには塩対応だったのに!?」
「楽しそうに会話弾んでない!? 関西方面同士だからか!!」
御堂筋の戦術:主導権を譲る
鳴子「さあ追いつかれた どう出る御堂筋!?」
鳴子がすこし前にでる。
新開「鳴子さん出た!!速い!!踏むか!!」
鳴子「あ!?追い抜いた!?踏まない!?京伏下がる!!」
振り返る鳴子。
御堂筋「エエよ?ハコガクさん 先行きや ゆずるよ?先頭」
「ボクは…後ろからついていくからぁ」
高田城「そういうことか いいだろう引こう」
雉「MTBは競技時間決まってるからこんなこと起こんない!!」
ロードレースの本質
鳴子「そうやロードレースではこういうことが起こんねん」
「鬼のように速度が上がることもあれば わざと速度を落とすこともある」
「ロードレースでは競技時間はきまってない!!」
「スピードやタイムは関係ない どれほど時間がかかっても逆に速くても 1番最初にゴールしたものが勝ちなんや!!」
御堂筋「ムダな力を使こうて今先頭を走ったとて勝率は下がるだけ」
「ゆっくりいこや… レースは長い あわてる必要はないからね!!プク」
鳴子「あえて主導権をゆずって!!」
「ほんでわざとゆっくり走る理由はひとつ 後続のチームメイトとの合流!!」
御堂筋の観察
御堂筋「ところでキミィ…さっきボクゥが下がった時 振り向いてたね?」
鳴子「!!」
弱虫ペダル RIDE.856(第856話) X(旧Twitter)での反応
3年連続同じ展開にするのは逆に面白いのかもしれない。どうだろ。(混乱
弱虫ペダル https://t.co/IxRPeEOfCu— モモイ (@mo_mo_tao) March 12, 2026
弱虫ペダルってやっぱアツいな
— もち (@moti_koukan25) March 12, 2026
弱虫ペダル RIDE.856(第856話) 感想、まとめ、考察
鳴子の「支え合うんが友達やろがい」が泣ける
今回の856話、冒頭の鳴子のセリフで泣きました。
「支え合うんが友達やろがい」
このセリフ、847話のあのシーンです。
今泉が調子悪くて苦しんでいる時。
鳴子が迷わず今泉と一緒に走ろうとした時。
あの時の鳴子の言葉。
「支え合うんが友達やろがい!!」
そして今、鳴子は今泉に言われた通り、振り返らずに先頭に来た。
今泉に背中を押されて。
「ワイの後ろにはりつけスカシ!!」という鳴子の叫び。
でも今泉は、鳴子を前に行かせた。
「振り返るな鳴子章吉!!」
この二人の友情が、本当に尊いです。
鳴子は今泉を助けたかった。
でも今泉は、鳴子を先に行かせた。
「それがお前の最後のカッコつけか それがお前の最後のスカシか!!」
鳴子の悔しさが伝わってきます。
でも鳴子は、今泉の言葉を守った。
振り返らずに、ここまで来た。
これが鳴子章吉という男の強さです。
友達を信じる。
友達に託された想いを背負って走る。
泣けます。
本当に泣けます。
御堂筋の「友達ごっこ」観
御堂筋が鳴子に言います。
「キミも後ろでプル泉くんと友達ごっこ楽しんでると思うたけど!?」
友達ごっこ。
御堂筋にとっては、仲間を助けることも「友達ごっこ」なんです。
でも鳴子は違う。
「支え合うんが友達やろがい」
この一言が、全てを否定しています。
鳴子にとって、友達は「ごっこ」じゃない。
本物の友情。
本物の絆。
だから支え合う。
困っている時は助ける。
でも今回は、今泉に先に行けと言われた。
だから先に行く。
それもまた、友情の形なんです。
御堂筋には理解できないでしょう。
でも鳴子にとっては、これが当たり前。
この対比が、二人のキャラクターの違いを際立たせています。
御堂筋の鳴子評価が意外
御堂筋が鳴子を評価します。
「キミィはあのオトモダチゴッコのペチャペチャな総北にあって唯一正しく判断のできる男やね」
「いつもチームメイトを捨てて追いついてくる!!」
これ、御堂筋なりの褒め言葉なんですよね。
御堂筋にとって「正しい判断」とは、仲間を捨てて勝利を優先すること。
感情に流されず、冷徹に判断すること。
鳴子は今回、今泉を置いて先頭に来た。
だから御堂筋は「正しい判断」だと評価している。
でも鳴子は違う。
「ワイは勝つためにレース走ってるからな!!」
この答え、一見すると御堂筋の価値観に合っているように見えます。
でも本質は違う。
鳴子は今泉を「捨てた」んじゃない。
今泉に託された想いを背負って、勝つために走っているんです。
今泉の分まで、前を追う。
それが鳴子なりの友情の形。
御堂筋「カッコイイね」
鳴子「そらおおきにや」
このやり取り、表面的には仲良く見えます。
でも二人の価値観は、まったく違う。
御堂筋は孤独を選び、鳴子は友情を選んだ。
その違いが、今後の展開にも影響してくるはずです。
御堂筋の陽動作戦が卑怯すぎる
「あれ?あれあれ 人影?一名? 後ろからもう一人追いついてくるよ!?」
「黄色い…黄色いで服!!あれもしかして 今泉クンやないの?」
この御堂筋の演技、卑怯すぎます(笑)。
わざと「今泉が来た」と言って、みんなを振り返らせる。
そして「あちがったちがった コースを横切る黄色い服着た観客やったわ」
完全に陽動です。
心理戦です。
でも鳴子だけは振り返らなかった。
「振り返らんかったね!!一ミリも!!ナルゥコ!!」
御堂筋はそれを確認していた。
鳴子が本当に振り返らないのか。
今泉のことを気にしていないのか。
それをテストしていたんです。
これが御堂筋翔という選手の怖さです。
常に相手の心理を読む。
弱点を探る。
そして利用する。
鳴子は見事に耐えました。
今泉に「振り返るな」と言われた。
だから振り返らない。
鳴子の意志の強さが現れたシーンです。
新開と高田城の鳴子評価が高すぎる
新開と高田城の鳴子評価が素晴らしかったです。
高田城「今泉を捨ててからは一変 真剣な表情で追いついてきた」
新開「集中力凄まじかったすよ」
「実は参謀としてのレースを見る力 高田城さんに匹敵するくらいかもっす!!」
高田城に匹敵する!
これ、とんでもない評価です。
高田城は箱学の参謀。
冷静な分析力と判断力で知られています。
その高田城に匹敵するレースを見る力を、鳴子が持っている。
鳴子章吉という選手の真の実力が、ここで明らかになりました。
普段は明るくて、騒がしくて、感情的に見える鳴子。
でも本当は、冷静にレースを分析できる頭脳も持っている。
「指示もアバウトそうに見えて的を射ていて直感的」
この評価、的確です。
鳴子の指示は確かにアバウトに聞こえます。
でも実は、本質を突いている。
直感的に正しい判断ができる。
これが天才・鳴子章吉なんです。
雉くんの嫉妬が可愛い
雉「なんかやけに御堂筋くんと仲いいな!!」
「あれ?あんだけオレには塩対応だったのに!?」
雉くんの嫉妬、可愛すぎます(笑)。
自分には「興味ない」と言った御堂筋が、鳴子とは普通に会話している。
しかも楽しそう。
雉「楽しそうに会話弾んでない!? 関西方面同士だからか!!」
関西方面同士(笑)。
雉くん、そういう理由じゃないと思います(笑)。
でもこの雉くんの反応、面白いです。
御堂筋は確かに、鳴子には比較的フレンドリーです。
それは鳴子が御堂筋の価値観に近いからなんでしょうね。
勝つことを最優先する。
感情に流されない判断ができる。
だから御堂筋は、鳴子を認めている。
でも雉は違う。
友達になりたい、一緒に楽しみたいという純粋な気持ち。
それが御堂筋には理解できない。
だから塩対応なんです。
雉くん、かわいそうだけど面白い(笑)。
御堂筋の戦術:主導権を譲る
そして御堂筋の戦術。
「先行きや ゆずるよ?先頭」
あえて主導権を譲る。
ハコガクに先頭を引かせる。
そして自分は後ろからついていく。
鳴子が即座に理解します。
「あえて主導権をゆずって!!ほんでわざとゆっくり走る理由はひとつ 後続のチームメイトとの合流!!」
御堂筋の狙いは、京伏の岸神との合流。
ゆっくり走れば、後続が追いついてくる。
そして岸神と合流できれば、京伏は2人になる。
これが御堂筋の計算です。
今は5人。
でも時間をかければ、後続が追いついてくる。
総北も、小野田と今泉が追ってくるかもしれない。
京伏も、岸神が追ってくる。
レースの主導権を握るために、あえてペースを落とす。
この発想が、御堂筋の頭脳プレーです。
ロードレースの本質を語る鳴子
鳴子の解説が素晴らしかったです。
「ロードレースでは競技時間はきまってない!!」
「スピードやタイムは関係ない どれほど時間がかかっても逆に速くても 1番最初にゴールしたものが勝ちなんや!!」
これがロードレースの本質です。
マラソンや陸上競技とは違う。
タイムを競うんじゃない。
順位を競う。
だから、わざとペースを落とすこともある。
わざと主導権を譲ることもある。
全ては、ゴールで1位になるため。
この説明、読者にも分かりやすいです。
そして雉くんの「MTBは競技時間決まってるからこんなこと起こんない!!」という反応も良い。
MTBとロードレースの違いを、雉というキャラクターを通して説明している。
渡辺先生の巧みな演出です。
ラストの御堂筋の一言が怖い
そしてラストの御堂筋のセリフ。
「ところでキミィ…さっきボクゥが下がった時 振り向いてたね?」
鳴子「!!」
御堂筋は全て見ていた。
鳴子が振り向いたこと。
今泉のことを気にしていること。
全て、御堂筋の観察眼に捕らえられていた。
これが怖い。
本当に怖い。
鳴子は「振り返らなかった」と思っていた。
でも御堂筋は見ていた。
鳴子の心の隙を、御堂筋は見逃さなかった。
次号、御堂筋がこの情報をどう使うのか。
鳴子の弱点として突いてくるのか。
気になります。
次号への期待
856話は、御堂筋と鳴子の心理戦が熱かったです。
そして御堂筋の戦術。
鳴子の実力。
様々な要素が絡み合って、面白い展開になっています。
次号では、小野田と今泉がどこまで追いついているのか。
御堂筋の岸神は追いついてくるのか。
そして「6人揃う」瞬間が、いつ実現するのか。
総北の6人が揃ったとき、どんな走りを見せてくれるのか。
次号も絶対見逃せない展開になりそうです!
頑張れ鳴子!頑張れ小野田!頑張れ今泉!そして頑張れ総北!
来週が待ちきれません!!


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