週刊少年チャンピオン(2026/3/5発売 Vol.14)掲載の弱虫ペダル最新話の感想、考察をお届け。
以下、ネタバレありますので、ご注意ください。
弱虫ペダル RIDE.855(第855話) 最新話 あらすじ(ネタバレ注意!)
前回までのあらすじ
小野田と今泉が「恋のヒメヒメぺったんこ」を歌いながら追い上げ、今泉の手の震えが止まる。
一方、先頭では御堂筋と雉が協調を持ちかけ合う。
雉の「友達」アプローチ
御堂筋「は…?トゥモ……ダチにィ?」
雉「そう!!ライドスタイル!!尊敬できる キミはすごいライダーだ!!」
「なろうか友達にって最初に言ってきたのはキミの方だヨン!!」
雉が手を差し出す。
雉「知りたいね」
「休み時間どうすごしてる?レースのこと考えてる?お弁当は?」
「キミのレース以外のオフにも興味ある」
御堂筋「ハ?興味?何に?」
雉「学校には何で通ってるの?どういうとこにあるの?町なか?」
「オレ山ん中MTBで通ってる 行きは下り坂帰りはヒルクライム(笑)」
御堂筋「トレイル?なんの話?何をペラペラ語っとるのこいつ」
差し出された雉くんの手をクンクンと嗅ぐ御堂筋。
雉「そう!!」
御堂筋がガチッと噛む。
手を引っ込める雉くん。
雉「おっとぉ!?歯!?まじ!?」
御堂筋の「友達」観
御堂筋「何の誘い?学校?知りたい?興味?楽しそうやね!!そういうのォ!!」
「あれやろ そのTシャツかっこいいねとかウンウン プク!!」
「携帯のカバー新しくしたとか へ〜そうなんだとか言って オレもほしいなんて言って」
「みんな仲良く認め合うアレやろ!?」
「ゴメンヤサイ 全ク興味アリマセン」
雉「けどこうして俺達は一緒に逃げてるわけだろ?」
御堂筋「それ以上でもそれ以下でもない」
雉「マウンテンバイクには興味ある?野山を自転車で駆け巡ってみたいと」
御堂筋「興味ないよ?」
雉「地味にショックだ…MTBに興味ないのか…小野田くんはあんなに目を輝かせていたのにな…」
湯布院の景色
レースは由布岳にさしかかる。
スタートの別府から20km登り続けてきた県道11号線は、ここで一旦下りに入る。
観客「先頭だ来た!!京都と群馬だ 強調してる ヤバ最強じゃね!?」
標高約800mの峠を越えると、そこは大分県南部に位置する山間の温泉地湯布院。
標高450mの山々の中腹に温泉が湧き出ており、毎年多くの人々が訪れ四季や風情を楽しんでいる。
雉「うはーー!!景色よ!!」
「路面のきれいな一本道!!と連続するコーナー!!」
「攻めっ攻めでいこう!!」
「ヤバイ!!ちょっとさっき落ち込んでたけど全部忘れる!!」
「きもっちいいね!!ねぇ御堂筋くん!!」
御堂筋「…」
雉「ひゃー!!リアクション薄っすいね!!」
後続が追いついてくる
御堂筋は後ろを振り返る。
御堂筋「ヨン?このあと数kmで再び登りに入るぅ この町はまだ単なる通過点」
「奴らも必死いうことやね?」
「必死の形相で追いついてきよる」
ハコガクの二人と鳴子が前を追いかけている。
御堂筋「ユウトゥ タカダジャウ そしてナァルゥコ!!」
「プク…てっきりプル泉くんと友情ごっこを楽しんどるのかと思うたけど?」
鳴子「スカシに言われたとおりにな 振り返らずにここまで来たわ!!」
弱虫ペダル RIDE.855(第855話) X(旧Twitter)での反応
#弱虫ペダル RIDE.855 本誌
今週号は先週号に登場してた方々とは違う場所を走る方々
あの方はあの方に手こずってますね笑 素直じゃないからねー 一筋縄じゃいかないのよ🚴♀️
からの
他の方々もその場に追いつきつつ レースがじわじわ盛り上がってまいりました #弱ペダ— かめ (@Levi_fan_kame) March 4, 2026
弱虫ペダル RIDE.855(第855話) 感想、まとめ、考察
雉の「友達」アプローチが健全すぎる
今回の855話、雉くんの「友達」へのアプローチが素晴らしかったです。
「知りたいねもっと 普段の練習のこととか学校ではどういうふうに授業をうけてるのかとか」
「休み時間どうすごしてる?レースのこと考えてる?お弁当は?」
お弁当(笑)。
この質問、可愛すぎませんか。
雉くんは本気で御堂筋と友達になりたいんです。おそらく…。
レースでの協調という打算的な関係じゃなく、本当の意味での友達として。
だから聞くんです。
普段何してるの?
学校どうやって通ってるの?
お弁当何食べてるの?
これが本当の「友達になる」ということなんですよね。
相手のことを知りたいと思う。
相手の日常に興味を持つ。
雉くんのこのアプローチ、すごく健全で、すごく純粋です。
MTBで山の中を通学してることを楽しそうに語る雉くん。
トレイルに寄り道することを笑いながら話す雉くん。
この人、本当に自転車が好きなんだなと伝わってきます。
そして、同じように自転車が好きな御堂筋と、友達になりたいと思っている。
この純粋さが、雉というキャラクターの魅力です。
おそらく…この時点では…。
御堂筋の「友達」観が衝撃的
そして御堂筋の反応。
まず、差し出された雉の手をクンクンと嗅ぐ。
そしてガチッと噛む。
この行動、もう笑うしかないです(笑)。
御堂筋、あなたは何をしてるんですか。
手を差し出されたら握手するのが普通なのに、嗅いで噛む。
この発想がもう、御堂筋以外にはできません。
そして御堂筋の「友達」に対する認識。
「あれやろ そのTシャツかっこいいねとかウンウン プク!!」
「携帯のカバー新しくしたとか買ったアイテム自慢したりして」
「へ〜そうなんだとか言って オレもほしいなんて言って」
「みんな仲良く認め合うアレやろ!?」
これが御堂筋にとっての「友達」なんです。
上っ面の付き合い。
社交辞令の応酬。
お互いを認め合うフリをする関係。
御堂筋にとって、それが「友達」。
だから興味がない。
「ゴメンヤサイ 全ク興味アリマセン」
この一言が、御堂筋のすべてを物語っています。
御堂筋は孤独です。
でもそれは、御堂筋自身が選んだ孤独なんです。
上っ面の友達関係に興味がない。
本当に自分を理解してくれる人なんていないと思っている。
だから、一人で走る。
誰も信じない。
これが御堂筋翔という男の悲しさなんだと思います。
雉の落ち込みが可愛すぎる
「うわ何これ地味にショックだ…MTBに興味ないのか…」
「小野田くんはあんなに目を輝かせていたのにな…」
この雉くんの心の声、可愛すぎます。
地味にショック(笑)。
雉くんは本気で御堂筋と友達になりたかったんです。
自分の好きなMTBの話をしたかった。
一緒に野山を走りたかった。
でも御堂筋は「興味ないよ?」と即答。
この塩対応。
雉くん、かわいそうです(笑)。
でも面白いのは、雉くんが小野田と比較していること。
小野田くんはあんなに目を輝かせていたのに。
これ、雉くんが小野田のことを覚えているんですよね。
1年目のインターハイで、小野田がMTBに興味を示したこと。
あの時の小野田の純粋な目の輝き。
雉くんは、それを覚えている。
そして御堂筋にも、同じような反応を期待していた。
でも御堂筋は違った。
小野田とは真逆の反応。
この対比が、二人のキャラクターの違いを際立たせています。
湯布院の景色と雉のテンション
湯布院の描写が美しかったです。
標高800mの峠を越えた先に広がる温泉地。
標高450mの山々の中腹に湧き出る温泉。
四季や風情を楽しむ場所。
この美しい景色の中を、雉くんがテンション高く走っていく。
「うはーー!!景色よ!!」
「広がる草原 一望できる町並み 見渡せる景色!!」
「路面のきれいな一本道!!と連続するコーナー!!」
雉くんのこの純粋な楽しさ。
小野田と同じです。
自転車で走ることが、景色を見ることが、ただただ楽しい。
そういう純粋な喜び。
「ちょっとさっき落ち込んでたけど全部忘れる!!」というセリフも最高です。
御堂筋に塩対応されて落ち込んでたけど、走ってたら楽しくなって忘れる。
これが雉というキャラクターの強さなんです。
切り替えが早い。
楽しむことを忘れない。
そして「きもっちいいね!!ねぇ御堂筋くん!!」と話しかける。
御堂筋「…」
リアクション薄っすい(笑)。
この温度差が面白すぎます。
雉くんは全開で楽しんでいるのに、御堂筋は無反応。
でも雉くんは「楽しいからいいけどね!!」と気にしない。
この前向きさ、見習いたいです。
御堂筋の冷静な分析
楽しむ雉くんとは対照的に、御堂筋は常に冷静です。
後ろを振り返り、後続の動きを分析する。
「このあと数kmで再び登りに入るぅ この町はまだ単なる通過点」
湯布院という美しい町も、御堂筋にとっては「通過点」でしかない。
景色も、風情も、興味がない。
あるのはゴールだけ。
「ボクゥら二人を逃がすいうことがどれ程リスクを負うものかいうことがやつらもわかってるからね!!」
御堂筋は理解しています。
後続が必死で追ってくることを。
二人を逃がすことのリスクを。
だから、油断しない。
常に先を見ている。
これが御堂筋翔という選手の強さです。
楽しむことはしない。
でも、勝つために必要なことは全て考える。
冷静に、冷徹に、ゴールを目指す。
鳴子の登場!今泉の言葉を守った
そして後続の追い上げ。
「ユウトゥ タカダジャウ そしてナァルゥコ!!」
御堂筋の呼び方、相変わらず独特です(笑)。
新開悠人、高田城礼、そして鳴子章吉。
この三人が、必死の形相で追いついてきた。
御堂筋は意外そうです。
「てっきりプル泉くんと友情ごっこを楽しんどるのかと思うたけど?」
友情ごっこ(笑)。
御堂筋にとっては、仲間を助けることも「友情ごっこ」なんですね。
でも鳴子は違う。
鳴子「スカシに言われたとおりにな 振り返らずにここまで来たわ!!」
今泉の言葉を守った鳴子。
847話で、今泉は鳴子に言いました。
「先頭に行け!!振り返るな鳴子章吉!!」
鳴子は、その言葉を守った。
振り返らず、前だけを見て、ここまで来た。
これが鳴子章吉という男の強さです。
友達の言葉を信じる。
友達に託された想いを背負って走る。
そして、必ず追いつく。
御堂筋が「友情ごっこ」と嘲笑っても、鳴子にとっては本物の友情なんです。
今泉との絆は、本物なんです。
今泉がいない理由への期待
雉「あれ確かに総北1番がいない…」
御堂筋も雉も、今泉がいないことに気づきました。
次号では、小野田と今泉がどこまで追い上げているのかが明かされるはず。
そして鳴子が、今泉の状況をどう説明するのか。
「スカシは小野田と一緒に追い上げてくる」と言うのか。
それとも詳しくは語らないのか。
気になります。
そして、御堂筋と雉の協調は続くのか。
雉は諦めずに、また御堂筋に話しかけるのか。
御堂筋は最後まで雉を拒絶し続けるのか。
この二人の関係性も、今後の見どころです。
次号への期待
855話は、御堂筋の「友達」観が衝撃的でした。
そして雉くんの健全すぎるアプローチ。
鳴子の追い上げ。
様々な要素が絡み合って、面白い展開になっています。
次号では、小野田と今泉がどこまで追いついているのか。
鏑木たちはどうしているのか。
「6人揃う」瞬間が、いよいよ近づいています。
総北の6人が揃ったとき、どんな走りを見せてくれるのか。
御堂筋と雉の先行を止められるのか。
次号も絶対見逃せない展開になりそうです!
頑張れ鳴子!頑張れ小野田!頑張れ今泉!そして頑張れ総北!
来週が待ちきれません!!


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