はじめまして漫画ネタバレ図書館の管理人です。
漫画が好きなおじさんです。
ここでは自己紹介とこのブログについてお伝えしたいと思います。
漫画に出会ったきっかけ
当時、小学1年生の私が唯一見ることを許されたTVアニメがドラえもんでした。
あまり、詳しくは覚えていないのですが、たしか、金曜日に放送されており、厳しい両親も一週間のご褒美といった形で見せてもらえたように記憶しております。
他にもサザエさんやちびまる子ちゃん、ドラゴンボールなど、今となっては王道のアニメも小学1年生の私には流涎のコンテンツでしたが、観ることは許されておらず泣く泣くサッカーボールを追いかける日々を送っていました。
今のようにYouTubeやNetfix、DAZNなど様々な媒体による色々なコンテンツが溢れていますが、当時、1980年代ではTVかラジオ、新聞/雑誌が主なメディアだったのです。
長くなりましたが、TVで見ていたアニメを漫画でも読んでみるというのは自然の流れでした。
そういうことで初めて読んだ漫画はドラえもんです。
厳しい親のため、漫画を買ってもらうなんてことはできませんでしたので、ひたすら近所の友達の家に入り浸り読んでました。
当時、ファミコン全盛期でしたが、ゲームなどはほとんどせず、読める漫画を手当り次第に読む、そんな子供時代を過ごしました。
読んだ覚えている漫画はドラゴンボール、キャプテン翼、三国志、日本の歴史などなど。
また、その友達には姉がおり、りぼんを定期購読していたため、少女漫画も読んでいました。
ご近所物語に代表される、矢沢あい先生の漫画は小学時代のわたくしの恋愛バイブルとなっていたことは言うまでもありません。
実際に、使うことは皆無でしたが。
おじさんになってからも、天使なんかじゃないやNANAなどを時々読み返してはニヤニヤしております。
漫画とともに過ごした青春
一般的に、手に入らない環境だからこそ、思いは深く大きく成長するものです。
小学生時代
サッカーをしていたので、友人の本棚にあったキャプテン翼は本当に大好きでした。
キャプテン翼の「ボールは友達」というフレーズは当時(確か)小学3年生のわたくしの心にぶっ刺さりまして、布団の中にもボールを入れて寝る、時々風呂にも入れ、ご飯のときはそのボールに座り食事をしていました。
まさに、いつも一緒に寝食をともにした相棒となっていました。
学校にも連れていきたいとダダをこねたことも記憶に残っております。
中学生時代
そして、中学生になり、なぜか突然、厳しい親から週刊少年ジャンプの購読を許可されました。
ちょうどスラムダンクが連載終了となったタイミングでした。
大人になって、親になぜ買ってくれるようになったのか理由を聞くと、全然覚えていなかったのですが、この時、私は強迫観念みたいなものにとらわれて、色々なものの置き場所を決めて、朝どう起きて、どこに足を置いてリビングまで行くのか、みたいなこと事細かに決めていたみたいなんです。
そして、それに少しでも違うと、最初からやり直すということを繰り返していたみたいなんです。
そのため、学校に遅刻したり、休んだりすることが時々出てきたみたいで、それで、両親が話し合って見出した解決策が大好きな漫画を読ませるということだったみたいです。
私が少し記憶にあるのは、小学生のときにジンクスとして、朝のルーティンやサッカーコートに入る時は右足からみたいな決めごとをしていたのは覚えているのですが。
それがおかしなことまでなってる認識はなく…。
ま、とりあえず、当時の私は漫画が毎週読めることに喜び月曜日が楽しみで仕方がありませんでした。
おそらく月曜日発売のジャンプで、学校が始まるのと合わせて楽しみを抱き合わせるような意味で週刊少年ジャンプが採用されたのではないかと思います。
その後、その強迫観念みたいな行動はすぐに消え、両親も一安心だったみたいです。
まさしく、漫画に救われた中学生時代といえるのではないでしょうか。
高校/大学生時代
その後、高校生では勉強や部活動に忙しくあまり漫画を読む機会は減ったのですが、もう一度転機が訪れます。
そうです、大学生です。
この持て余した大量の暇な時間をどうすればやり過ごせるか、当時の私は、途方にくれていた時、シティーハンターという漫画に出会います。
この勧善懲悪と少しのエロティズムにドハマりしてしまいました。
また、ぱすてるという漫画も記憶に残っております。
これらの漫画にも思い出深いエピソードがあるのですが、長くなるのでまた機会があればお伝えしたいと思っております。
大人時代
少しだけ回り道をしましたが、大学を卒業し、IT系の職業に就きました。
その後、リーマンショックのあおりを受け、安定を求めて転職。
このあたりで、弱虫ペダルに出会います。
オタク男子がスポーツを通して仲間と絆を深めていくというテーマが社会の荒波に揉まれ、飲み込まれようとしていた当時の私には現実逃避できる楽しみになりました。
無事、荒波を乗り越え、順調に漫画を読んでいき、今に至ります。
他に大人になってからも、思い入れのある漫画はたくさんあるのですが、そういうのもまた、このブログで機会があればお伝えしていければいいなと思っております。
今は穏やかな海で航海していると思っておりますが、今後、いくつもの嵐が襲ってくることは間違いありません。
その中で、人生の支えとなる漫画を探して旅を続けております。
長々とすみません。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
このブログで何を実現したいのか
最後に、このブログを通してお伝えたいことを書きたいと思います。
小さなころから、普通の大人になりたいと思いながら過ごしてきました。
夢を聞かれると、サッカー選手、お医者さん、など皆が思う夢を私も思い描いていましたが、自分の力量からはそれらになれないと挫折してからは、普通の職業に就きたいと思うようになりました。
中学生くらいからです。
そして、当時夢も希望もない少年時代を過ごしてんな、そんなふうにだいぶ冷めた気持ちで過ごしていました。
自分がおじさんになり、振り返ってみるとあれが<青春>というものだったのだなと
懐かしくも淡い春の陽気のような記憶とともに蘇るのです。
それは、私のなかでは決して赤く情熱的な感じではなく、それいて、荒んでもないのです。
すべてが終わって、あとで見返してみるとようやくそういうことだったのかと見えてくる。
それが、<青春>というものだと思います。
その中で、思い出されるのはやはり、漫画なのです。
当時、潤いを与えてくれたものが漫画だったのです。
そして、大きくなった今でも、自分の知らない世界を見ることができ、人生の潤いとなっていることは言うまでもありません。
このブログではその漫画というものを紹介することにより、皆様と一緒に知らない世界を共有したいと思っております。
硬い話になりましたが、このブログを通してざっくばらんにこの漫画面白いね、そういう見方、捉え方もあるんだ、と楽しんでもらえたらと思っております。