【盤上のオリオン 第86話】最新話 ついにあかされる生方の生い立ち!!(ネタバレ注意)

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盤上のオリオン

週刊少年マガジン(2026/1/28発売)掲載の漫画 盤上のオリオン最新話の感想、考察をお届け。

以下、ネタバレありますので、ご注意ください。

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盤上のオリオン 第86話 最新話 あらすじ(ネタバレ注意)

前回までのあらすじ

三段リーグ、第12戦

二宮夕飛(タケノコ) vs 生方橙和(ブルーアルパカ)

憧れの電脳棋界四天王との対戦。

生方「私は胸を借りに来たんじゃない!

生方「彼らと戦いに来たんだ」

生方「駒音を鳴らせ

棋譜から情景があふれてくる。

盤面から感情があふれてくる。

将棋で語り合う二人。

不審者っ!!?

酔っ払って帰る木佐貫。

スーツを着た男性が声をかける。

なぜか奨励会員であることを知っている。

怖い!

なんと生方の父親であった。

引きこもった理由が明かされる。

つらい過去があきらかに。

そんな少女が勇気を振り絞って奨励会の門を叩いた。

父親は感謝していたと…。

将棋を指すことで棋譜で物を語る。

必ず魂は伝わる。

対局

リアルの対局では攻める生方。

名付けてゾンビアタック

85手目両翼に生み出された馬による挟撃。

鬼と成り果てたな生方橙和

盤上のオリオン 第86話 X(旧Twitter)での反応

盤上のオリオン 第86話 感想  考察 まとめ

さて、今回明かされた生方の過去について、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

小さな悲劇の積み重ね―リアルな引きこもりの描写

飼い犬の死、友達からの突然の拒絶、順番制のいじめ、親戚からの八つ当たり。

作者はあえて「大きな事件」を描かなかったのだと思います。

よくある漫画なら、もっとドラマチックな悲劇を用意するところでしょう。

でも、現実の引きこもりって、実はこういう「ささいなことの積み重ね」から始まることが多いんですよね。

一つ一つは些細なこと。

でも、それが重なると、心のコップから水があふれてしまう。

外との接触を最小限にして、部屋という安全地帯に閉じこもる。

おじさん世代は「根性が足りない」とか言いがちですが、そういう問題じゃないんですよね。

生方の父親が涙声で何度も頭を下げるシーン。

あれ、グッときました。

立派な大人が、若い奨励会員に対して、こんなにも感謝する。

それは、親として、娘が部屋から出られなくなった時の無力感をずっと抱えていたからでしょう。

体操着袋の謎―細部に宿る物語

体操着袋を抱きしめて奨励会の門を叩く生方。

おじさんも記憶が曖昧なのですが、これ、何か意味があったような…ないような…。

でも、意味がなくても良いんじゃないでしょうか。

子どもって、お気に入りのアイテムってありますよね。

大人から見たら「なんでそれ?」って思うようなモノを、大事に持ち歩く。

生方にとって体操着袋は、もしかしたら「外の世界」の象徴だったのかもしれません。

学校という場所。友達がいた場所。でも今は行けなくなった場所。

それでも、その袋を手放さずに持っていた。

いつかまた外に出る日のために。

そう考えると、体操着袋を抱えて将棋会館に来たという描写が、より意味深く感じられます。

駒が囁く、星が語りかける―才能の覚醒

「駒が動きたいと囁いている」「駒が星のように語りかけてくる」

これ、完全に才能が開花してますよね。

心は熱いのに頭は冷たい。本当に血が通ってる?私ゾンビ?

このセリフ、めっちゃ好きなんですよ。

真剣勝負の最中に「私ゾンビ?まあいいや。」って。

この感覚、わかる人にはわかると思うんです。

何かに没頭している時って、自分が自分じゃないような感覚になる。

アスリートが言う「ゾーン」に入った状態に近いのかもしれません。

感情は燃えているのに、思考は冷静。

この二つが両立している時、人は最高のパフォーマンスを発揮する。

生方が名付けた「ゾンビアタック」

ネーミングセンスはともかく(笑)、この攻めが二宮を追い詰めていく。

模倣から創造へ―碧との比較

「まるで碧の様に鋭く苛烈 模倣感はない 逆に模倣を己の血肉とした リアルがある」

これ、すごく重要な指摘だと思います。

碧は天才型の攻め将棋。

生方は当初、その碧の将棋を参考にしていたのでしょう。

でも今、二宮が見ているのは「模倣」ではなく「自分のものにした」生方の将棋。

学ぶことと、真似することは違う。

学んだことを自分の血肉にして、自分のスタイルを確立する。

これができた時、人は「鬼」になれるんですね。

遊戯に狂った鬼。深淵に住む鬼。

生方は完全に鬼の仲間入りを果たしました。

将棋は人を救う―父親の視点から

おじさんである私は、やっぱり父親目線になってしまいます。

木佐貫、タケノコ、そして将棋に感謝。

これに尽きます。

自分の娘が引きこもってしまったら、親としてどんなに辛いか。

何をしても部屋から出てこない。食事も細くなる。学校にも行けない。

そんな娘が、ある日「将棋会館に行きたい」と言い出した。

親としては、藁にもすがる思いだったでしょう。

そして今、娘は食事をちゃんと食べるようになった。

学校にも行き始めた。まだ友達はいないけれど、少なくとも部屋の外にいる。

仕事帰りにわざわざ木佐貫を探して、涙声で何度も頭を下げる父親。

このシーン、泣けます。

将棋という盤上ゲームが、一人の少女の人生を変えた。

いや、一つの家族を救ったと言ってもいい。

これが、将棋の、いや、あらゆる「好きなこと」が持つ力なんですよね。

85手目という数字の妙

85手目、第86話でこの手数はあえてなのでしょうか。

おじさん、気づいてしまいました。

85話で生方が覚醒し、86話の85手目で決定的な一手。

これ、絶対狙ってますよね!?

作者の遊び心を感じます。

こういう細かい演出、好きな人は好きなんですよ。

話数と手数を合わせてくるなんて、ニクい演出です。

両翼の馬による挟撃。

おそらく生方渾身の一手。

ここから形勢がどう動くのか。

次回が待ち遠しすぎる!!

最後に―妖気漂う最終コマ

最後のコマ、妖気が漂っている…。

鬼と成り果てた生方橋和。

引きこもっていた少女が、今や遊戯に狂った鬼へ。

この変貌ぶり、素晴らしいじゃないですか。

深淵は彼女を飲み込むどころか、彼女の居場所になった。

暗く深い81マスの穴の中。

でもそこには、同じ情熱を持つ仲間がいる。

だから、優しく広がっている。

生方は、もう独りじゃない。

これからの彼女がどんな道を歩むのか。

棋士になるのか、それとも別の道を選ぶのか。

でも、どんな道を選んでも、彼女はもう大丈夫でしょう。

深淵から這い上がる力を、もう手に入れたのだから。

おじさんは、これからも生方の成長を見守り続けます。

そして、いつか父親になる日が来たら、この物語を思い出すでしょう。

子どもには、「好きなこと」を見つけてほしい。

それが将棋でも、サッカーでも、絵でも、音楽でも。

何でもいいから、夢中になれるものを。

そうすれば、どんな深淵も、きっと乗り越えられる。

将棋が、生方を救ったように。

さあ、次回も楽しみです!

おじさん、正座して待ってます!!

感想まとめ

三段リーグの12戦目も佳境に入ってきました。

これまで81話からこの5話アツい戦いが繰り広げられてきました。

そこでは生方がなぜ奨励会の門を叩いたのか。

電脳棋界四天王にリアルで話をしようと誘われたから。

ついに憧れのタケノコと対戦ができた。

そして、今回の生方が引きこもっていたところから社会に飛び出していく。

もし同じ境遇のひとがいれば、とても勇気づけられる話ではないでしょうか。

そして、おじさんである私は、父親目線となるのですが、木佐貫やタケノコ、そして将棋に感謝。

これにつきると想います。

悲運が重なり引きこもりへ。

飼い犬の死、友達からの拒絶、いじめ、親戚からの八つ当たり。

体操着袋を抱きしめて奨励会の門を叩く。

この体操着袋はなにか意味があったのでしたっけ?

なんかででてきた気がするし、ただのスキなアイテムなだけの気もするし…。

おじさんはもう記憶力もおじいちゃんレベルであります。

さて実際のまんがの方ですが、久々登場のヒロイン!

月ちゃんであります。

人生を変えたタケノコを褒めちぎります。

奴隷として扱ったり、大会に同行させアドバイスを求めたり…。

気があるように匂わせたり…。

アメとムチの使い分けが神レベルです。

おじさんはもうメロメロです。

そして、久々の登場で、ただそれだけで、モノクロだったコマがに一気に色づくような感覚。

モノクロ→漫画、コマ→駒、色づく→恋人に会えたっていう色々な暗喩があるんですよ。

もう、さすがですね、おじさん。

だれも褒めてくれないので、自分で褒めときます。

話が脱線ついでにもう一つ語ってもいいですか。

私が一番好きな場面

アマチュア竜王戦で茅森月が一日目を勝ち進んだその夜。

碧とその対戦を見ていたことで不機嫌になる月。

カフェラテを買いにいく道すがら

6月の月
稜線が夜に溶ける
移り気な信号機
冷やかしていくテールランプ
コンビニまでの距離がもどかしい
利便性も考えものだ
もっと遠ければいいのに
つぶやく棋譜は
月影の寂寥に消える

盤上のオリオン第4巻収録第29話

これは誰の心の中なのか…

おそらくは夕飛のポエムだと想います。

でも、最初は月ちゃんだと思ってました。

とても純粋な情景が現代の世相と相まってとてもココロを打つ。

この場面は記憶力の低下したおじいちゃんでも忘れられないほど感動的なシーンなのです。

夕飛かなと思ったのはここ最近です。

月ちゃんのほうがおじさんはキュンとくるのですが、もはや二宮くんでもOK。

さて、ここで話を戻します。

盤上で語りかける。棋譜が雄弁に物を語る。

魂は伝わる

かっこいいですね。

まさにこの対局がそうですね。

はじめは憧れのタケノコと対局にできて舞い上がっていた生方。

深淵へと誘う二宮。

日和る生方だが、すんでのところで受けて立つ。

深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている

深い闇に飲み込まれそうになるが、なんとかこらえ攻め込む。

両翼の馬でゾンビアタックなる必殺ワザ。おそらくですが…。

鬼と成り果てた生方。

最後のコマは妖気が漂っている…来週はどうなるのか!?

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