【バトルスタディーズ 520話ネタバレ】最新話 「Head over heels」――あとアウトひとつ、ジョージの「阿比留さん大好きっ!!」と「ゆっくりでええからな!!」

【バトルスタディーズ 520話ネタバレ】最新話 「Head over heels」――あとアウトひとつ、ジョージの「阿比留さん大好きっ!!」と「ゆっくりでええからな!!」 バトルスタディーズ

モーニング(2026/10/29発売)掲載の漫画 バトルスタディーズ最新話のネタバレと感想をお届け。

甲子園決勝、9回裏二死三塁。最後の1球の前に描かれたのは、ベンチのジョージとカズの会話と、ジョージがずっと言えなかった一言でした。

以下、ネタバレありますので、ご注意ください。

また、過去のエピソードや登場人物についてはまとめページにまとめてありますので、よかったら覗いてみてください。

まとめページはこちら↓
バトルスタディーズまとめ・一覧

狩野笑太郎というキャラクターそのものをじっくり知りたい方は、こちらもどうぞ。

狩野笑太郎のプロフィール・能力・成長まとめ

この記事を書いた人
漫画ネタバレ図書館管理人

はじめまして漫画ネタバレ図書館の管理人です。
漫画が好きなおじさんです。
このサイトでは自分が読んで面白いと思った漫画の感想・考察を発信し、作品の魅力を伝え、読む人を増やすことを目的としています。
過度なネタバレは避け、ネタバレ注意喚起を徹底していきます。

漫画ネタバレ図書館管理人をフォローする

バトルスタディーズ LESSON/520(第520話) 最新話 あらすじ(ネタバレ注意!)

前回までのあらすじ

サブタイトルは「塩ラーメン好きか?」。毛利のタッチアップはセーフで、9回裏二死三塁、12対7。

毛利は、一歩ずつ進むことは宮崎で学んだと語り、その可能性を愛してると言い切りました。三塁手の南は、その名言をスルーして夏が終わったらラーメンに行こうと誘います。

ジャスティスの代わりにマウンドへ向かった伝令のカズは、阿比留をあおって、三振で締めると言わせました。

あとアウトひとつ。ナレーションの、あっという間だね、で次回へ。

前回の感想記事はこちら → 【バトルスタディーズ 519話ネタバレ】「塩ラーメン好きか?」――二死三塁、あとアウト1つ。毛利の「可能性を愛してる」とジャスティスの伝言

今回のあらすじ

今回のサブタイトルは「Head over heels」。英語で「夢中」「首ったけ」という意味です。

扉は、スコアボードの12対7と、マウンドの阿比留。アオリは「もみあげ戦士 球に代わってしばくわよ!」。

ベンチの前には、背番号10のジョージと、伝令から戻った背番号13のカズが並んでいます。

ジョージはふいに、寮でふだん阿比留とどんな話をしているのかとカズに聞きます。

カズの答えは、たわいもない話ばかり。過去や未来の話なんてしない、気持ち悪い、と。

毎日いっしょに暮らしていると、いいところも悪いところも全部見える。日に日に兄弟のようになって、まじめな話を避けてしまう。カズは、阿比留に限らず、みんなのことを知っているようで全然知らないとつぶやきます。

カズが知っている阿比留の情報は、たった5つ。毛深い、母子家庭、球が速い、優しい、ガサツ。

するとジョージが打ち明けます。寮でいっしょにタバコを吸ったとき、自分の絶望を話したら、阿比留も昔の絶望の話をしてくれた、と。

あのガサツ男が絶望なんてするわけがない、毎日マウンドで絶望しているのはオレのほうだ、とカズ。

ジョージは続けます。阿比留の絶望の意味はよくわからなかった。でも、なんだか安心した。あのころの自分は、世界で自分だけが絶望していると思いこんでいたから。

カズの合いの手に話の腰を折られて、ジョージは何を言いたかったのか忘れてしまいます。そこでカズが、ジョージの話を一言でまとめます。

人はみんな、大なり小なり絶望と手をつないで生きている。それがわかって、孤独感がやわらいだんやろ、と。

球はクソ遅いのに要約はできるのか、とジョージ。球の遅さは関係ないやろ、とカズ。

ここで回想。阿比留はジョージに、野球は好きかと聞きました。ジョージの答えは、大好き。阿比留はゲラゲラ笑って、その単語は宇宙一似合わない、人には一生言えないだろう、と返していました。

そして今。ジョージはベンチの柵に足をかけて身を乗り出し、マウンドに向かって叫びます。

あっけにとられるカズ、ふり返る内野陣とベンチ。

マウンドの阿比留は、笑ってジョージの名前を呼び、ひとこと返します。

ジョージは照れくさそうに笑い、阿比留が最後の打者に向かって投げこみます。

ラストのナレーションは「取り急ぎのご報告で強祝です。」

次回予告は「渾身の一球。」です。

バトルスタディーズ LESSON/520(第520話) X(旧Twitter)での反応

バトルスタディーズ LESSON/520(第520話) 感想、まとめ、考察

【今回の一番】「阿比留さん!! 大好きっ!!」――一生言えないはずの言葉

今週はもう、このページに尽きます。

「阿比留さん!! 大好きっ!!」

回想で阿比留は、ジョージに、大好きは宇宙一似合わない、人には一生言えないだろうと笑っていました。

元ヤンで、リーゼントで、517話ではE.T.や宇宙人扱いされていたジョージ。宇宙一似合わないという言い方は、そのE.T.ネタとつながっていて思わず笑いました。

その「一生言えない」はずの言葉を、甲子園決勝の9回裏二死、5万人の前で叫ぶ。

しかも相手は、タバコを吸いながら絶望を打ち明け合った先輩です。516話で描かれたタバコ事件の夜、狩野におんぶで連れ戻されたジョージにとって、阿比留もまた世界でひとりじゃないと思わせてくれた人だったのでしょう。

この夏が終われば、3年生は引退します。今言わなければ、もう言う場面はない。ジョージは、それをわかっていたのだと思います。

「ゆっくりでええからな!!」――阿比留の返事

そして阿比留の返事がまた、たまりません。

「ゆっくりでええからな!!」

オレも好きやでも、うるさいでもなく、ゆっくりでいい。

おじさんはこれを、その言葉を、これからは人にも言えるようになっていけばいいという意味に読みました。

大好きを一生言えないと思っていたジョージが、今日ひとつ言えた。だったら次は、野球にも仲間にも、少しずつ言っていけばいい。急がなくていい。

カズが言っていた阿比留の5つの情報のうちの「優しい」が、いちばん出た瞬間でした。ガサツだけど、優しい。阿比留という人が一言でわかる返事です。

「みーんな絶望と手ぇ繋いで生きてる」――カズの要約力

今週のもうひとつの名言は、カズの「要約」です。

ジョージが言いたかったのは、阿比留の絶望の中身ではありません。自分だけが絶望しているわけじゃない、とわかったことでした。

それをカズは、みんな大なり小なり絶望と手をつないで生きている、と一言にまとめます。

491話で阿比留は「結局本人がどう解釈するかやろ」と言っていました。阿比留の絶望が何だったのかは、ジョージにもわからない。でも、ジョージはそれを「自分はひとりじゃない」と受け取った。まさに本人の解釈です。

それにしても、球はクソ遅いのに要約はできる、というジョージのツッコミ。最速118キロの左腕・カズ(499話)の扱いがひどくて笑いました。

「知ってるようで全然知らん」――寮生活と「兄弟化」

カズの「みんなのことを知っているようで全然知らない」も、DLの寮生活らしい言葉でした。

24時間いっしょに暮らしていると、相手の悪いところまで全部見える。だからこそ、日に日に兄弟のようになって、まじめな話を避けてしまう。

近すぎるから、言えないことがある。

513〜516話は「想いをどう届けるか」の連作でした。519話のジャスティスは、伝言など何もない、ただギュッと抱きしめたいだけだと叫び、518話では狩野が毛利に好きと言ってナインを驚かせました。

そして今週、ジョージが大好きを叫んだ。最後のアウトを前に、DLのみんなが言えなかった言葉を言いはじめているように見えます。

「取り急ぎのご報告で強祝です。」――ナレーションのもじり

ラストのナレーションは、もじりの効いた一文でした。

ビジネスメールの「取り急ぎご報告まで」と「恐縮です」をもじって、「恐縮」を強祝(つよく祝う)にしています。

ジョージの告白を、ナレーションが、とりあえず報告しておきます、強くお祝いします、と受け止めているわけです。このゆるさと温かさが、バトスタのナレーションのいいところです。

【野球用語】「BSO」のカウント表示

520話の冒頭には、スコアボードのカウント表示が大きく描かれていました。上からB(ボール)・S(ストライク)・O(アウト)の順です。

日本では長くSBO(ストライクが先)でしたが、国際的な表示に合わせて、2010年ごろからプロ野球も高校野球もBSOに変わりました。読み上げるときも、ボールから先に言います。

今週のランプは、アウトが2つ点灯。あとひとつを、絵だけで伝えるコマでした。

次回への期待――「渾身の一球。」

次回予告は「渾身の一球。」。

阿比留はカズのあおりで、三振で締めると宣言していました。今日の三振はまだ1個。最後の打者を三振にとれるのか。

三塁には、可能性を愛する毛利がいます。ジョージの大好きを背に、阿比留がどんな球を投げるのか。

来週が待ちきれません!!

まとめ

今回のバトルスタディーズLESSON/520は、「Head over heels」の回でした。

  • ベンチでジョージとカズが阿比留の話。カズが知る阿比留は「毛深い・母子家庭・球が速い・優しい・ガサツ」
  • ジョージは寮で阿比留とタバコを吸いながら、互いの絶望を話していた
  • カズの要約「みーんな絶望と手ぇ繋いで生きてる」
  • 回想で「大好き」は似合わないと笑われたジョージが、マウンドへ「阿比留さん大好きっ!!」
  • 阿比留の返事は「ゆっくりでええからな!!」。ナレーションは「取り急ぎのご報告で強祝です。」

あとアウトひとつ。最後の1球は次回です。

続きはぜひ漫画で。

コメント

タイトルとURLをコピーしました