【バトルスタディーズ】狩野笑太郎の迷言まとめ|全セリフを状況つきで完全解説

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まとめ

【バトルスタディーズ】狩野笑太郎の迷言まとめ|全セリフを状況つきで完全解説

「バトルスタディーズ」の主人公・狩野笑太郎が放つ言葉は、名言なのか迷言なのか、毎回判断に迷います。

豪快で破天荒なのに、ときに驚くほど核心を突いてくる。笑えるのに、気づいたら刺さっている。
そんなセリフの中でも迷言の方を、発言の背景・状況・おじさんなりのコメントつきで順番にまとめました。

名言は別の記事で紹介していますのでそちらもご覧ください。
【バトルスタディーズ】狩野笑太郎の名言ベスト8

ネタバレ全開でいきますので、ご注意ください。

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「DL学園礼賛三年生崇拝は止めよ/明智のオッサンが本能寺で信長討つときやろ/下剋上や/オレが新しいDLを創る」

甲子園メンバー選考の時期、昼休みに1年生たちが集まって話し合う場面での発言です。

「強い組織に属するのは気持ちいいけどぶら下がるのに飽きた」という前置きからの、この宣言。明智光秀を引き合いに「下剋上」を宣言する1年生

史上最強の先輩たちに守られて甘えるのではなく、自分たちが新しいDLを作るという気概が、この時点ですでに狩野の中に完成されていました。

「自分を新チームの主将にしてください/「時代を変えろ」これは神のお告げでっせ!!」

鬼頭の不祥事で3年生が引退し、新チームが発足する場面での立候補宣言です。

「神のお告げ」……。誰も賛同していない状況で、この自信はどこから来るのか。しかし読み返してみると、このあと本当にDLを立て直していく狩野を知っているだけに、笑えると同時に胸が熱くなります。

本人だけが見えている景色がある——そういう人間の言葉は、傍から見ると「迷言」に聞こえるものです。

「生きてるだけで丸儲け/わしゃいつでも幸せや」

作中でさらっと出てくる一言です。

「ど貧困ボール」のエピソードで語られた貧しい幼少期、鬼頭の事件、主将交代での憤慨……あれだけの経験を積んだ上で「わしゃいつでも幸せや」と言える人間。

さりげなく出てくるぶんだけ、この言葉の重さは計り知れません。明石家さんまさんの座右の銘として有名な言葉ですが、狩野の口から出ると別の深みがある気がします。

「喧嘩は自分より強い子に売り!!」

2年生になった春季大阪大会で負けた後、早実との練習試合での予告ホームランとともに放ったセリフです。

そしてその結果は……二死三塁でプッシュバント。予告ホームランからのバント。この声東撃西さ加減が妙。

そして、続く言葉が見事です。

「洞察力状況判断ヒラメキ…頭のキレはオレらのほうが上や…五感が鋭敏(ビンビン)でんねん」。

見栄を張って、状況に応じて最善手を選ぶ

これもまた狩野らしいプレーです。

「必ず成し遂げますから…破壊と再生 高校野球の新しい歴史はDLが創りますさかいに」

春季大阪大会の練習中、卒業した烏丸さんから電話がかかってきた場面です。「何も背負うな、自分たちのためだけに頑張れ」と言われての返答。

先輩に「何も背負うな」と言われた瞬間に「高校野球の新しい歴史を創る」と宣言するのが狩野です。背負うなと言われるほど背負う男。しかしその重さを重さと感じさせないのが狩野の強さでもある。

「オモロイってなんやねーーん!!」

満大附属の針生が自由奔放な野球でチームメイトも観客も虜にする試合での一言。みんなが針生の野球に熱狂する中、自分だけ目立てないと感じた狩野の叫びです。

……これは完全に迷言です(笑)。でもこの正直さが愛おしい。ライバルの輝きを素直に認めながら、それに嫉妬してどうしたら面白いのかと叫べる人間の、なんと清々しいことか。

「やっぱDL(ディズニー)にはミッキーがおらなアカンやろ」

横羽間戦でスタメンを外れた狩野が、それでもベンチから言い放った一言。

自分をミッキーマウスと称する男。チームをディズニーランドと称する男。自己評価の高さを笑いに変えながら、本気でそう思っているところが狩野らしい。

その後コルクを炙ってアイブラックを入れ、代打で登場してバッターボックスで「空がデカく見える」と言う——このシーンの格好よさといったら。

「恩は返すなって教育されとるさけな」

母親への恩返しがモチベーションかと後輩に聞かれたときの返答です。

「与えられたもんをその人に返すんやなしに与えられたもん以上のものを他の誰かに与えられる人間になりなさいゆーこっちゃ」

この価値観、狩野の行動すべての説明になっています。仲間への優しさ、後輩への眼差し、丸井への信頼——すべて「受け取ったものを、別の誰かへ」という連鎖の中にある。

最後の「さけな」という言葉はよくわかりません。見間違いかもと思ってよく見てみたのですが、間違ってはなさそう。

関西弁にあるのかな。わかるひとがいれば教えてください。

決勝前夜「たった二年半で自分と全く違う人間同士が手ぇ取り合って独自の文化をつくってこれたこと それが1番デカい!!」

夏季大阪大会決勝前夜、雨で延期になった後にチーム全員の前で語った言葉です。

失敗を恐れない挑戦・準備と予測・忍耐力・リスペクトから生まれるハーモニー・インプットとアウトプットのバランス……入学からの2年半で学んだことを列挙した上で、「一番デカい収穫」として挙げたのが「みんなで築き上げた文化」でした。

「違うもの同士が接続して調和する美しさ」——これはバトルスタディーズというマンガ全体のテーマを狩野自身が言語化した瞬間だと思います。

まとめ

狩野笑太郎の言葉を並べると、ひとつのことがよくわかります。

この男は、一貫して「自分の言葉」しか使わない

選手宣誓で原稿を捨てたのも、「型は破らへんから心配すな」と言えたのも、掟のノートを「首輪みたいなもん」と言い切れたのも——すべて根っこは同じです。

借り物の言葉で誰かを動かすより、自分の言葉で届く一言を。

そのため迷言も生まれやすい。

これからも狩野の愛すべき迷言を追いかけて行きたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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