弱虫ペダル最凶のダークヒーロー・御堂筋翔の全レース戦績を完全網羅!
「キモッ」という口癖とともに、異形の変身で勝利を掴み取ってきた御堂筋。
その戦績と変身の歴史、そして亡き母への想いを詳しく解説します。
御堂筋翔プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校 | 京都伏見高校 |
| 脚質 | エース(オールラウンダー) |
| 得意技 | 異常に低い前傾姿勢(低重心)、変身 |
| 愛車 | デローザ |
| 特徴 | 中学時代は今泉とライバル。勝利のためなら何でもする冷徹さ |
御堂筋翔の変身形態一覧
| 形態名 | 特徴 | 登場シーン |
|---|---|---|
| ノーマル | 異常に低い前傾姿勢(低重心) | 通常走行時 |
| ロング・クラウチング | 腕を極限まで伸ばし、顔をタイヤに近づける | 1年目IH 1日目 |
| ロングネック | 首を異様に伸ばして前に進む | 1年目IH 2日目 |
| トノサマバッタ(脱皮) | バッタのように羽が生え、加速する | 鳴子との勝負 |
| トブライド | 虫のように跳ぶような走り | 2年目IH 1日目 |
| トブライド進化版 | 首が伸び、両足がパンプアップ | 2年目IH 2日目 |
| 最終形態(千手観音(仮名)) | 毛穴から手が出る、捕食モード | 各年3日目終盤 |
【1年目】御堂筋翔の戦績
戦績一覧表(1年目)
| レース名 | 収録巻 | 順位 | 変身形態 | 主な見どころ |
|---|---|---|---|---|
| インターハイ1日目 | 9〜13巻 | 1位 | ロング・クラウチング | 「キモォ…」初登場 |
| インターハイ2日目 | 14〜18巻 | 3位 | ロングネック | 母との回想、グリーンゼッケン獲得 |
| インターハイ3日目 | 19〜25巻 | リタイア | 最終形態 | 坂道・真波との三つ巴 |
インターハイ1日目(栃木大会)
最狂の刺客、箱根学園を強襲!
レース概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| コース | 神奈川・江の島 〜 箱根・芦ノ湖 |
| 収録巻 | 9巻〜13巻(RIDE.73〜110) |
| 順位 | 1位(金城、福富と同着) |
| 変身形態 | ロング・クラウチング |
レース展開
開会式で前年度王者・箱根学園の壇上に無断で登場し、完全優勝を宣戦布告。
スタート直後、御堂筋は集団の中に埋もれ、あえて目立たない動きを見せる。
他校が油断する中、彼は背後で虎視眈々と「ザク(集団)」を操り、体力を温存。
落車から復活した坂道に出会い、「キモキモ」と連呼。
「雑兵には集団がお似合いやぁぁぁ!!」と異様なまでに前傾したダンシングを見せる。
そして、空気抵抗を極限まで減らすための異様なフォーム、「ロング・クラウチング」を披露。
サドルの前に座り、ハンドルを握る腕を真っ直ぐに伸ばし、顔がフロントタイヤに触れそうなほど低く構える。
重力を味方につけ、誰よりも速く坂を駆け下りる「加速装置」。
並走する選手に対し、長い舌を出しながら「キモォ…」と呟くシーンは、彼の不気味さが全国に知れ渡った瞬間。
名シーン
ゴールまで残り500m。
先頭を争う金城(総北)と福富(箱根学園)の背後に、影のように御堂筋が忍び寄る。
二人がスプリント勝負を開始しようとした瞬間、御堂筋はさらに一段階「異様なまでの前傾姿勢」を深める。
瞳孔が開き、歯を剥き出しにして笑う。
金城・福富に肉薄し、3人同着でのゴール。
王者・箱根学園に「1年生に並ばれた」という最大の屈辱と恐怖を与えた。
インターハイ2日目(栃木大会)
グリーンゼッケン獲得と母との約束
レース概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 収録巻 | 14巻〜18巻(RIDE.118〜154) |
| 順位 | 3位(グリーンゼッケン獲得) |
| 変身形態 | ロングネック |
レース展開
2日目最初のリザルトであるグリーンゼッケンを御堂筋が勝ち取る。
京伏は先頭で2日目のレースをコントロールすることに成功。
最後のゴールスプリントでは勝利にこだわるあまり、脚がちぎれてもいい、すべてを捧ぐという気迫でペダルを踏み続ける。
少しでも前にという思いから顔が前のめりになり、結果的に首を異様に長くしてなおも前に進もうとする御堂筋。
顔を左右に激しく振り、涎を撒き散らしながら、渾身のパワーでペダルを踏みちぎる。
名シーン:母との回想
これまで時々示唆されていた御堂筋がロードバイクを始め、勝利にこだわる理由がIHの2日目で明らかになる。
病気で入院している御堂筋の母。
病院へロードバイクで通う日々。
大会に出て優勝したことを報告。
御堂筋「かあちゃん自転車のうしろにのっけてゴールしたるわ」
ツール・ド・フランスに出て優勝することを約束する。
それを聞いた母は笑顔で「そうそれは楽しみやな」と御堂筋の頬を両手で包む。
また、歯並びがキレイであることを褒め、スポーツ選手には歯並びがキレイな人が多いことを出し、御堂筋もスポーツ選手になることを期待。
大会に見に来るよう伝えるも母は急変し、帰らぬ人となってしまう。
最期の言葉「何があっても前進むんやで」。
これを胸に前に前にひたすら前に進む。
勝利に貪欲な御堂筋は、このエピソードから生まれた。
名セリフ
「ボクは母親が死んだくらいでペダルゆるめたりはせんよ!!」
結果3位となり、狂気的なもぬけの殻となった御堂筋。
インターハイ3日目(栃木大会)
坂道・真波との三つ巴と無念のリタイア
レース概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 収録巻 | 19巻〜25巻(RIDE.156〜215) |
| 順位 | リタイア |
| 変身形態 | 最終形態(低重心・狂気モード) |
レース展開
2日目のレース後、御堂筋は負けたことにより心が折れる。
「ボクは走らん 棄権する」
そう言って宿舎を飛び出す御堂筋。
そこへ買い出しに出た坂道がばったり出くわす。
アニメの話をして顔が自然に笑顔となる坂道。
母が「翔くん自転車乗るようになってよう笑うようになったなぁ」と言われたのを思い出す御堂筋。
何かが芽生える御堂筋。
スタートラインに立っていたのは坊主になった御堂筋であった。
3日目、アシストの3年生石垣光太郎しか御堂筋と走ることができていない。
ハコガクや総北は6人で走れているため圧倒的不利な状況。
サドルから腰を浮かせ、ハンドルを折らんばかりに引きつけながら、狂ったようにペダルを回す。
白い羽根が生えたように軽やかに進む真波に対して、黒い羽でおどろおどろしく進む御堂筋。
名シーン
先頭で小野田坂道、真波山岳と並んだ御堂筋。
3人のクライマーによる、死力を尽くしたバトルが展開される。
ここで描かれるのが、御堂筋がなぜ「前へ」進むのかというルーツ。
入院中だった母との「スポーツを頑張って、前へ進む」という約束。
坂道と真波の「楽しむ走り」に対し、御堂筋は「勝つための走り」で対抗。
しかし肉体が限界を迎える。
勝利への執念は、実は「母に褒めてもらいたい」という幼い日の純粋な願いから来ていたことが判明。
名セリフ
「ボクは……前へ行く。前へ進むって、お母さんと約束したんや!」
なかなか先頭集団を捉えられず、後方から石垣の粘りの引きもあり、坂道から見えてくる御堂筋が真波たちをとらえた一言。
「見いつけーたァ」
結末
ゴールまで残りわずか。
因縁の対決、今泉と御堂筋が戦う。
今泉のBBが壊れる音を聞いた御堂筋は勝ちを確信するが、今泉も気迫の踏みをする。
そして、今泉が前に出て行き御堂筋は力尽きる。
膝が悲鳴を上げ、視界がかすむ中、御堂筋はコースアウト。
「……あかん……。……届かへん……」
と呟きながら倒れ込む。
優勝は逃したものの、大会全体を支配した「影の主役」として強烈な印象を残した。
【鳴子との勝負】大阪の死闘
大阪・地獄の3日間修行
「派手」を捨てた男と、異形を極めた男
レース概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 収録巻 | 29巻〜30巻(RIDE.251〜255) |
| 対戦相手 | 鳴子章吉 |
| 結果 | 御堂筋の圧勝 |
| 変身形態 | トノサマバッタ(脱皮) |
レース展開
インターハイ1年目が終わり、2年目に向けて今泉から「オールラウンダーになれ。ゴールをとれるやつが少なすぎるんだ。チームのためだ」と言われた鳴子。
彼は地元・大阪に戻り、3日間という短期間で「脚質改善」のための地獄の修行を敢行。
修行の仕上げとして、鳴子の前に現れたのは因縁のライバル・御堂筋。
「ボクに勝てたら、君を認めてあげるわ」
二人の勝負の条件は過酷なもの。
鳴子が負ければ、「スプリンターを辞め、トレードマークの派手な走りを封印する」。
変身:トノサマバッタ(脱皮)
この勝負で御堂筋が見せたのは、もはや人間離れした、骨格すら歪めるような変身。
昆虫が自らのカラを破って強く大きくなるように御堂筋も変わろうとしている。
脱皮。
「さあ……トボか!!」
前傾姿勢ダンシングに背中を水平にしてバッタの羽が生え、加速する。
鳴子の猛追に対し、御堂筋は「勝つために不要な感情(情け)」を一切排除。
「ボクゥは成った!!次ィの形へ!!」
名セリフ
「ボクがほしかったのはこの衝撃や!!さァ……トボか!!」
結末
御堂筋翔の圧勝。
鳴子の全力のスプリントを、御堂筋が圧倒的な差でねじ伏せる。
敗れた鳴子は、約束通りスプリンターを辞めることを誓う。
しかし、石垣は諭す。
「御堂筋…悔しさは人を何倍も強くするんやよ」
鳴子が「スプリンター」を辞めるきっかけとなった重要な一戦。
【2年目】御堂筋翔の戦績
戦績一覧表(2年目)
| レース名 | 収録巻 | 順位 | 変身形態 | 主な見どころ |
|---|---|---|---|---|
| インターハイ1日目 | 40〜41巻 | 2位 | トブライド | 箱学の完全制覇を阻止 |
| インターハイ2日目 | 42〜48巻 | 1位 | トブライド進化版 | 2日目ついに優勝! |
| インターハイ3日目 | 49〜59巻 | リタイア | 最終形態(千手観音(仮名)) | 今泉との死闘、雨の中で落車 |
インターハイ1日目(山梨大会)
箱根学園の「4連覇」の夢を砕く、最凶のフェイズ
レース概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 収録巻 | 40巻〜41巻(RIDE.338〜350) |
| 順位 | 2位(1位 葦木場、同着 鳴子) |
| 変身形態 | トブライド |
レース展開
山岳賞争いで脚を使い切った箱根学園。
その隙を見逃さず、御堂筋は筋肉フェチの岸神とともに飛び出し、一気に先頭争いを演じる。
岸神が筋肉をおさわりしている混乱に乗じて、まんまと御堂筋がトップに躍り出る。
ハンドルを抱え込み、胸がステム(ハンドルの結合部)に触れるほどの異様な低姿勢。
空気抵抗を極限まで削ぎ落とし、一気に加速。
名シーン
ゴール数百メートル手前、御堂筋は名セリフを残す。
「ゴール前は…トブしかないな」
一直線に線引いたみたいな異様なフォームとなる。
観客から「虫みたいな羽根が生えた」と声が上がり加速していく。
鳴子も譲らず。
結果は最後葦木場が長身を活かし1位でゴール。
二人は同着の2位。
惜しくも1位には届かなかったものの、箱根学園の「1日目完全制覇」の野望に肉薄し、強烈なプレッシャーを植え付けた。
インターハイ2日目(山梨大会)
フェイズ37と「母の約束」——限界を超えたトブライド
レース概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 収録巻 | 42巻〜48巻(RIDE.356〜416) |
| 順位 | 1位(2日目優勝!) |
| 変身形態 | トブライド進化版 |
レース展開
王者・箱根学園は6人全員を揃えて先頭に躍り出る。
絶望的な状況の中、総北からは鳴子章吉が単独で飛び出し意地を見せる。
御堂筋は背後から猛追していた京都伏見の残り5人を合流させ、組織力で戦況をひっくり返す。
筋肉の求道者・岸神との連携で、スプリンターとしての泉田塔一郎(箱根学園)に対抗。
惜しくもスプリント勝負には敗北を喫したが、山岳ラインとゴールが極めて近いコースレイアウトを読み切り、誰もが疲弊した瞬間に加速を開始。
必死に食らいつく鳴子を、容赦のない「速度」で突き放す。
変身:トブライド進化版
ゴールを目前にして、御堂筋は自身の殻を破る「トブライド」の進化版を見せる。
その極限状態の中で、彼の脳裏に去来したのは、亡き母との幼い日の記憶。
「スポーツを頑張って、前へ進むって、お母さんと約束したんや……!」
そして、最後ゴール直前、母の言葉が蘇る。
「大切なものはそっとつかむんやよ」
御堂筋「その夏の記憶は鮮明に憶えとる 消毒液のにおい 少しひやりとすずしい建物」
「病院はボクにとってオアシスやった 幸せな時間 ふわってした気持ち」
「色でたとえるとそう 黄色い色」
この記憶が御堂筋を強くし、勝利への執念とつながっていく。
異形のトブライド・フォームでありながら、その瞳には幼少期の純粋な輝きが宿り、さらに首が伸び、両足がパンパンにパンプアップされるという進化版となり、他を寄せ付けない圧倒的なスピードでゴールラインへ。
名セリフ
「真実なんかすべてを出し切って削って結晶化して己の脚で進んだものにしかわからんよ!?」
結末
今泉、新開悠人を僅差で破り、御堂筋がついに2日目優勝!
箱根学園の盤石な体制を崩し、鳴子の執念を上回り、今泉とのライバル対決を制し、自らの「原点」を力に変えて掴み取った勝利。
インターハイ3日目(山梨大会)
肉体を超越した「最終形態」と、宿敵との終焉
レース概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 収録巻 | 49巻〜59巻(RIDE.417〜511) |
| 順位 | リタイア(ゴール前で落車) |
| 変身形態 | 最終形態(ダイブバンク / 手が毛穴から出る) |
レース展開
二日目優勝にわく京都伏見、御堂筋はその夜、全員丸刈りにするよう指示を出す。
3日目の序盤、京都伏見は一旦下がっていく。
しかしこれも戦略のうち。
水田と御堂筋は下がり、後ろから山口を中心に、船津とともに前の二人に合流するフェーズ99という作戦に出る。
岸神とともに途中のリザルトは捨て、二人で先頭にくらいつく戦略。
クライマックス:今泉俊輔との「魂の削り合い」
先頭を追いかける圧で大きくなり、スピードで駆け抜けていく。
二人を止めようと箱学の新開悠人が前に立ちはだかる。
その筋肉に魅せられた岸神小鞠は夢中になる。
そして、御堂筋は「勝利を心から欲する者以外入ってはいかん区域や!!」と一人で前に飛び出していく。
最後、先頭で今泉との一騎打ちになる。
雨が降りしきる過酷なコンディションの中、二人は泥まみれになりながら、1cmの差を争ってハンドルを投げ合う。
変身:最終形態
もはやフォームを維持することすら捨て、体を左右に激しく揺らし、舌を出し、瞳孔を見開いた「捕食モード」。
「手を出せ、欲せ」と全身の毛穴から手を出し勝利を掴み取ろうとする御堂筋。
「キモッ、キモォ!!」と自ら叫びながら、筋肉の軋みを無視して回し続けるその姿は、観客に恐怖すら抱かせる「勝利の鬼」そのもの。
名シーン
やはり最後は母の言葉だった。
「体は大切にするんやよ」
そして、ついに3kmを超えて力尽きる。
結末
今泉と完全に並んだ状態で、激しい削り合いと雨により、御堂筋は無念の落車。
しかし、1年目とは違い、倒れ込んだ御堂筋の顔には、どこか「全力を出し切った者」としての満足感すら漂っていた。
敗北後、石垣に「お疲れさん」と言われ、静かに眠るシーン。
まとめ:御堂筋翔という男の美しさ
勝利への執念と、母への愛
御堂筋翔の戦績を振り返ると、その変身の歴史が見えてきます。
1年目:異形の登場
- ロング・クラウチング、ロングネック
- 母との約束が原動力
- リタイアで終わる悔しさ
2年目:進化と栄光
- トブライド、トブライド進化版
- 2日目ついに優勝
- 今泉との死闘
御堂筋翔という選手の強さは、技術でも体力でもない。
「母に褒めてもらいたい」という純粋な願い。
「前へ進む」という約束を守り続ける執念。
これが御堂筋翔を異形のヒーローにした理由です。
「キモッ」という口癖。
異様な変身。
冷徹な戦略。
でもその根底にあるのは、亡き母への純粋な愛なんです。
御堂筋翔というキャラクターは、弱虫ペダル最高のダークヒーロー。
勝利のためなら何でもする。
でもその勝利は、母との約束を守るため。
この矛盾と純粋さが、御堂筋翔という男の美しさなんです。
3年目のインターハイが、今まさに始まろうとしています。
御堂筋翔は、どんな走りを見せてくれるのか。
どんな変身を見せてくれるのか。
そして、ついに母との約束を果たす日が来るのか。
御堂筋翔の物語から、目が離せません!
