【盤上のオリオン第87話】最新話 生方繋がる(ネタバレ注意!)

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
盤上のオリオン

週刊少年マガジン(2026/2/4発売)掲載の漫画 盤上のオリオン最新話の感想、考察をお届け。

以下、ネタバレを含みますので、ご注意ください。

この記事を書いた人
漫画ネタバレ図書館管理人

はじめまして漫画ネタバレ図書館の管理人です。
漫画が好きなおじさんです。
このサイトでは自分が読んで面白いと思った漫画の感想・考察を発信し、作品の魅力を伝え、読む人を増やすことを目的としています。
過度なネタバレは避け、ネタバレ注意喚起を徹底していきます。

漫画ネタバレ図書館管理人をフォローする

盤上のオリオン 第87話 最新話 あらすじ(ネタバレ注意!)

前回までのあらすじ

三段リーグ、第12戦

二宮夕飛(タケノコ) vs 生方橙和(ブルーアルパカ)

引きこもりから将棋を通じて外の世界へ飛び出した生方。

憧れの電脳棋界四天王との対戦で覚醒し、鬼と成り果てた。

85手目、両翼の馬による挟撃。

会心の一手で二宮を追い詰める生方。

しかし、二宮の次の一手が生方に悪寒を走らせる…。

駒音が繋ぐ世界

馬による挟撃で優勢に立つ生方。

盤面から感情があふれてくる。

周囲の駒音が聞こえてくる。

木佐貫の駒音は少し浮足立っている。こちらを気にしすぎ。

市川の駒音は乾いている。優勢なのだろう。

そして、関西将棋会館の仲間たちからの応援の声。

みんなの駒音が心に響く。

二宮夕飛の駒音が、棋譜が、悠々と物語る。

盤上は感情にあふれている。

「私達はこうして繋がるのか」

悪寒が走る一手

木佐貫は確信する。盤面は優勢。流れは良し。

玉を丸裸にしてやれ、生方。

二宮が獲った駒を手に取り、次の一手を出そうとする。

その瞬間、生方の背筋にゾクッと悪寒が走る。

何?今の。悪寒が走った。

二宮が告げる。

108手目で君の投了だ。

次の手は102手目、6六桂。

パチン。

駒音が鳴る。

優しく、怖い。海の音がする。

神童たちを追う者

電脳棋界四天王と相まみえるにはおなじ高みまで登らなくてはならない。

歩みを止める時間など一分もない。

僕らはかの神童たちを追う者だ。

思考の大海が無限に広がっている。

生方は感じる。

変なの…海の匂いがする。

盤上のオリオン 第87話 X(旧Twitter)での反応

盤上のオリオン 第87話 感想、まとめ、考察

駒音が紡ぐ絆―音で繋がる棋士たち

今回のテーマは「繋がり」でした。

生方が感じ取る周囲の駒音。

木佐貫の浮足立った音、市川の乾いた音、関西将棋会館の仲間たちの応援。

そして何より、二宮夕飛の悠々とした駒音。

「私達はこうして繋がるのか」

この気づきが素晴らしい。

引きこもっていた生方にとって、人との繋がりは恐怖でした。

友達からの拒絶、いじめ、八つ当たり。

人間関係は傷つくものだった。

でも、将棋という盤を挟めば、駒音という言葉で語り合える。

言葉を交わさなくても、盤面を通じて感情が伝わる。

離れた場所にいる木佐貫や市川とも、駒音を通じて繋がっている。

これって、すごく現代的なテーマだと思うんですよ。

SNSやオンラインゲームで繋がる時代。

直接会って話すのは苦手でも、画面越し、盤越しなら心を開ける。

生方が見つけたのは、新しい形の「繋がり方」なんです。

「海の音」という恐怖―才能の差を感じる瞬間

駒音が鳴る。優しく、怖い。海の音がする。

この描写、鳥肌が立ちました。

優しく、怖い。

この相反する感情が同時に存在する。

海の音、海の匂い。

これは「深さ」の比喩なんでしょうね。

生方が飛び込んだ深淵は、実はまだ浅瀬だった。

二宮夕飛が立っている場所は、もっともっと深い。

そしてその先には、電脳棋界四天王という「思考の大海」が広がっている。

海って、不思議なものです。

波打ち際で遊んでいる時は楽しいけれど、沖に出れば出るほど底が見えなくなる。

優しく包み込んでくれるようで、同時に恐ろしく深い。

生方が感じた悪寒は、まさにその「深さ」を垣間見た瞬間だったのでしょう。

自分が優勢だと思っていた。

でも二宮は、もう6手先まで読み切っている。

108手目で投了。

この絶望感、わかりますか?

頑張って、覚醒して、会心の一手を放った。

でも相手は、その遥か先を見ている。

これが才能の差なのか。

いや、違う。

「もっと強い」という言葉の重さ

君は強い。でも、ボクはもっと強い。

この言葉、残酷なようで、実は優しさに満ちていると思うんです。

二宮は生方を認めています。

「対局中にここまで化けた人は初めてだ」と。

でも同時に、現実も突きつける。

歩みを止める時間など一分もない。

なぜなら、二宮自身も追いかけている存在がいるから。

鞍馬清太郎“キノコ”、佳澄碧“ノベンバー11”、久慈彼方“ムーンライト”。

電脳棋界四天王の他のメンバーたち。

二宮もまた、彼らを追う立場なんです。

「あいつらはもっともっと強い」

この言葉には、憧憬と焦燥が混ざっています。

将棋の世界に終わりはない。

頂点に立ったと思っても、その上にまた頂上がある。

これが将棋の、いや、あらゆる道を極めようとする者の宿命なんでしょうね。

「暇つぶしの気まぐれ、明日忘れる約束」の真意

この言葉、一見すると冷たく聞こえますよね。

生方にとっては人生を変えた大切な約束。

「いつかリアルで指そう」

その言葉を信じて、引きこもりの部屋から飛び出した。

でも二宮たち四天王にとっては、オンラインでの軽い約束だった。

暇つぶしの気まぐれ、明日忘れる約束。

これ、傷つく言葉です。

でも、おじさんは思うんです。

二宮は、あえてこう言ったんじゃないでしょうか。

なぜなら、生方が「憧れの人に会えただけで満足」してほしくないから。

ゴールじゃなく、スタートラインに立ってほしいから。

「幼い冗談を鵜呑みにして」という言葉も、決して馬鹿にしているわけじゃない。

むしろ、その純粋さこそが、生方を強くしたと言っているんです。

冗談だったかもしれない。

でも、それを本気にして飛び込んだからこそ、今ここにいる。

そして今、本当の戦いが始まる。

思考の大海―無限に広がる将棋の世界

僕らはかの神童たちを追う者だ。思考の大海が無限に広がっている。

この言葉、美しいですね。

海という比喩が繰り返し使われています。

駒音が海の音に聞こえる。

海の匂いがする。

思考の大海。

将棋という無限の可能性を持つゲームを、海に喩えている。

どこまで潜っても底が見えない。

どこまで泳いでも岸が見えない。

でもだからこそ、面白い。

生方は今、その大海の入り口に立っています。

引きこもりの部屋という小さな水たまりから、

オンライン将棋という川へ、

奨励会という海へ、

そして今、無限に広がる思考の大海へ。

対局中に強くなる者―生方の才能

「まれに対局中に強くなる人がいる」

これ、すごい才能ですよね。

普通の人は、持っている力を出し切るのが精一杯。

でも生方は、対局中に成長している。

相手の手を受けて、理解して、吸収して、自分のものにする。

前回の「ゾンビアタック」もそう。

碧の将棋を学び、模倣し、そして自分の血肉とした。

これは天才の資質です。

二宮が「ここまで化けた人は初めてだ」と驚くのも当然。

でも同時に、二宮は冷静に告げる。

108手目で君の投了だ。

どんなに才能があっても、経験と積み重ねには敵わない。

今日の生方は、昨日の生方より強い。

でも今日の二宮は、もっと強い。

そして明日の二宮は、今日の二宮より強くなる。

終わりなき戦い。それが将棋の世界。

6六桂―運命の一手

102手目、6六桂。

この一手で、流れが変わる。

優勢だった生方の玉が、丸裸にされていく。

二宮が6手先まで読み切っているということは、

生方の次の手も、その次も、その次も、全て想定済み。

どう動いても、108手目で詰む。

これが、実力差というものなんでしょうね。

でも、おじさんは思うんです。

この敗北こそが、生方にとって最高の学びになると。

憧れの人に勝てなかった。

でも、全力でぶつかった。

そして、さらに上の世界があることを知った。

これが、生方の本当のスタートライン。

まとめ―深淵から大海へ

第87話は、生方にとっての「現実」を突きつける回でした。

憧れの人と対局できて嬉しい、だけでは終わらない。

会心の一手を放っても、その先を読まれている。

電脳棋界四天王との約束は、彼らにとっては軽い冗談だった。

でも、それでいいんです。

幻想が壊れた先に、本当の世界が広がっている。

深淵は優しく広がっていた。

でもその先には、もっと深く、もっと広い大海がある。

思考の大海が無限に広がっている。

生方は今、その大海を前にして立っています。

怖いけれど、ワクワクする。

優しいけれど、厳しい。

これが、将棋の世界。

これが、生方が飛び込んだ世界。

おじさんは、これからも生方を応援します。

そして二宮を。木佐貫を。市川を。

みんなを応援します。

駒音が繋ぐ、この美しい世界を。

次回、108手目で本当に投了となるのか。

それとも、生方がまた新たな成長を見せるのか。

続きが気になって仕方ありません!!

おじさん、また正座して待ってます!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました