週刊少年チャンピオン(2026/4/2発売 Vol.18)掲載の弱虫ペダル最新話の感想、考察をお届け。
以下、ネタバレありますので、ご注意ください。
弱虫ペダル RIDE.859(第859話) 最新話 あらすじ(ネタバレ注意!)
前回までのあらすじ
杉元の葛藤
真波「坂道くんさ去年 インターハイでオレに勝って 喜んでた?」
杉元「これが真波がずっと気になってたこと」
真波「答えてくれる?」
杉元「ボクに聞きたいことー!!」
杉元の心の中で葛藤が始まる。
「そうでもないよと答えるべき?真波を傷つけないように笑ってごまかして」
「それでもやぶれて…そのときの勝負のあとの相手の様子なんてふつう聞きたくないし知りたくもないはずだよふつう!!」
自問自答し、ブルっと体が震える。
杉元「覚悟だ それがキミの覚悟なんだね真波!!」
杉元の決意
杉元「わかったよ答えよう!!ボクの知ってる様子を!!すべて!!」
杉元「小野田はたしかにあの日 僕らの二回目のインターハイの三日間の闘いのゴールのあと本当に喜んでいたよ」
「表彰式と取材のあと 小野田は一時間後 ひどく落ち込んでいた」
「世界が終わったんじゃないかくらいに」
箱学メンバーの反応
銅橋「は!?」
扉間「小野田さんは…2連覇すよね?何で落ち込む!?直後に!?」
銅橋「何ンだそりゃ!?何でだ 選抜」
扉間「優勝以外にうれしいことあります!?」
真波は隊列に戻るように二人に指示する。
真波「続けてくれる?興味ある」
巻島の話
杉元「僕らが一年生のときの三年生の先輩で巻島さんってコワい人がいて」
杉元「その人が先に帰ったんだ」
沈黙。
杉元「先にね」
銅橋「おいそんだけかよブハァ!!」
銅橋「こわいんだろ?逆だろフツウ 何で落ち込む!?」
杉元「いやまボクにとってこわいのであってだね 小野田にとってはあこがれの先輩なんだ」
杉元「会わずに帰ったんだ 飛行機あるからって」
真波「……そんなことあったんだ」
小野田の落ち込みと巻島の帰還
杉元「声かけられないくらい落ち込んでてね」
銅橋「何だそりゃ いつでも会えんだろ先輩なんて」
真波「イギリスにいるんだよ普段は」
銅橋「おっとマジか」
杉元「けどそのあと引き返してきてくれてね 小野田を……ねぎらってくれた」
「短い時間だったけれどね」
「それを見てボクは思った」
「きっと小野田が二度目のインターハイを走ったのは」
「その原動力となったのは 仲間のためともうひとつは 巻島さんにほめてもらうためだったんだなって」
真波「坂道くんらしいや」
杉元のお別れ
杉元「おしゃべりがすぎたか…これ以上は…ぼくはここで」
杉元がすこし遅れ始める。
杉元「さよならだよ」
銅橋「せっかくここまで来たんだ見てけよ杉元ォ!!」
背中を支える銅橋。
杉元「人影!!」
銅橋「やまなみの一本道に入った こっから元有料道路のアップダウンのハイスピードゾーンだ!!」
先頭集団が見えた
杉元「見えた…あれが…あれがレースの先頭!!」
「みんなツワモノ揃いだ!!」
「鳴子も敵として見るとすさまじい圧だ!!」
杉元「そしてチームが合流するということはここから」
「レースはさらに激化する」
杉元の緊張が高まる。
交わす覚悟、交わる思惑。熱は増大し、レースは加速する…!!
弱虫ペダル RIDE.859(第859話) x(旧twitter)での反応
弱虫ペダル。レース中にそんなにペラペラ喋ったら体力消耗激しいだろ・・・まあそれは無いお約束か、と思いながら読んでたら喋り過ぎを理由にリタイアしかけててたまげた。
— 犬歩 (@2d10) April 2, 2026
#弱虫ペダル 859話。真波にとって小野田は友達でもあるけど、普段を知る関係性ではないからな。何のために走るのかを杉元は教えてくれたけど、他の箱学メンバーには人となりが余計にわからなくなったよね…
— 篠原勇希@ロボプラモ者 (@yuukisinohara) April 2, 2026
弱虫ペダル RIDE.859(第859話) 感想、まとめ、考察
杉元の覚悟が泣ける
今回の859話、杉元照文の覚悟が本当に泣けました。
真波の質問。
「坂道くんさ去年 インターハイでオレに勝って 喜んでた?」
杉元は一瞬、葛藤します。
「そうでもないよと答えるべき?真波を傷つけないように笑ってごまかして」
優しい嘘をつくべきか。
真波は小野田に負けた。
しかも二年連続。
一年間、途方もない努力をしたはず。
苦しいときも、つらいときもあったはず。
それでも敗れた。
そのときの勝負のあとの相手の様子なんて、普通聞きたくないし知りたくもない。
でも真波は、聞いた。
この覚悟。
杉元は震えます。
「覚悟だ それがキミの覚悟なんだね真波!!」
そして杉元は決意します。
「わかったよ答えよう!!ボクの知ってる様子を!!すべて!!」
「なんて覚悟だ!!」
「そんな真っ直ぐな目で誠意見せられて ましてやハコガクの列車に乗せてまでもらった」
「答えをごまかすなんてことはボクにはできない!!できないからね!!」
この杉元の誠実さ。
真波の覚悟に応えるために、真実を話す。
たとえそれが真波を傷つけるかもしれなくても。
ごまかすことはできない。
これが杉元照文という男の美しさです。
3年間補欠だった杉元。
でも、誠実に生きてきた。
嘘をつかず、真っ直ぐに生きてきた。
その杉元だからこそ、真波の覚悟に真実で応えるんです。
小野田の複雑な心情
杉元が答えます。
「小野田はたしかにあの日 僕らの二回目のインターハイの三日間の闘いのゴールのあと本当に喜んでいたよ」
真波「そう」
この「そう」という短い返事。
真波の複雑な心情が伝わってきます。
やっぱり、小野田は喜んでいた。
自分に勝って、嬉しかった。
でも杉元は続けます。
「けどこれは…ウソじゃないよ 決してウソじゃない」
「表彰式と取材のあと 小野田は一時間後 ひどく落ち込んでいた」
「世界が終わったんじゃないかくらいに」
この情報、衝撃的です。
2連覇を達成した小野田が、一時間後にひどく落ち込んでいた。
世界が終わったんじゃないかくらいに。
箱学メンバーも驚きます。
扉間「小野田さんは…2連覇すよね?何で落ち込む!?直後に!?」
銅橋「何ンだそりゃ!?何でだ 選抜」
扉間「優勝以外にうれしいことあります!?」
この疑問、当然です。
普通、優勝したら喜ぶ。
2連覇なら、なおさら。
でも小野田は落ち込んでいた。
なぜ?
その答えが、巻島裕介です。
小野田の原動力は巻島さん
杉元が説明します。
「僕らが一年生のときの三年生の先輩で巻島さんってコワい人がいて」
巻島さんってコワい人(笑)。
杉元にとっては、巻島はコワい先輩だったんですね。
でも小野田にとっては違う。
「小野田にとってはあこがれの先輩なんだ」
そして杉元は続けます。
「会わずに帰ったんだ 飛行機あるからって」
これが小野田が落ち込んだ理由です。
巻島さんが、会わずに帰った。
小野田は2連覇を達成した。
巻島さんに、報告したかった。
褒めてもらいたかった。
でも巻島さんは、先に帰ってしまった。
だから小野田は、世界が終わったくらいに落ち込んだ。
杉元が語ります。
「声かけられないくらい落ち込んでてね」
「地面を眺めたり空を見つめたりしてね 大きく息をしていたよ」
この描写、胸が痛みます。
優勝の喜びよりも、巻島さんに会えなかった悲しみの方が大きかった。
小野田坂道という少年の純粋さが、ここに現れています。
でも、巻島さんは引き返してきた。
「けどそのあと引き返してきてくれてね 小野田を……ねぎらってくれた」
巻島が小野田を抱きしめる回想。
巻島「よくやった 頑張ったな坂道 坂道」
この瞬間、小野田は救われた。
巻島さんが認めてくれた。
頑張ったねと言ってくれた。
これが小野田の求めていたものでした。
小野田の原動力
杉元が語ります。
「きっと小野田が二度目のインターハイを走ったのは」
「その原動力となったのは 仲間のためともうひとつは 巻島さんにほめてもらうためだったんだなって」
この言葉、核心を突いています。
小野田坂道が走る理由。
仲間のため。
そして、巻島さんにほめてもらうため。
小野田にとって、巻島は特別な存在。
憧れの先輩。
自転車の楽しさを教えてくれた人。
クライマーとしての生き方を教えてくれた人。
その巻島さんに、認めてもらいたい。
これが小野田の原動力。
真波「坂道くんらしいや」
真波は理解しました。
小野田が真波に勝って喜んだのは事実。
でもそれ以上に、巻島さんに認めてもらうことが重要だった。
小野田坂道という少年は、勝利そのものよりも、大切な人に認めてもらうことを求めている。
これが小野田のキャラクターの本質です。
帰りのバスのエピソードが微笑ましい
杉元が続けます。
「帰りはバスの中で爆睡だったよ!!」
「その巻島さんにもらったフィギュアをにぎりしめてね!!」
銅橋「フィギュアて何だブハァ」
扉間「トロフィーじゃなくて!?」
フィギュア(笑)。
トロフィーじゃなくて、フィギュア。
巻島さんからもらったプリンセス・プリティ・ヒメのフィギュア。
小野田にとっては、トロフィーよりも大切なものだったんでしょうね。
小野田が寝言で「みなさんほんとうにありがとうございます」
みんなが見守り毛布をかけてあげる。
手嶋「ゆっくり休めよ小野田」
この温かいシーン。
総北の仲間たちが、小野田を見守っている。
優勝の喜びを分かち合い、小野田を労っている。
これが総北高校の絆です。
扉間が困惑します。
「訳わからなくなってきたぞ?」
「先輩いなくなって落ち込む?フィギュア抱いて?」
「どういうメンタルなんだ小野田さん!!理解不能すぎる」
この反応、最高です(笑)。
箱学メンバーにとって、小野田坂道は理解不能な存在。
優勝したのに落ち込む。
トロフィーよりフィギュアを大切にする。
普通じゃない。
でも真波は言います。
「なるほどねやっぱおもしろいね坂道くんは」
真波は小野田を理解している。
小野田は普通じゃない。
でもそれが面白い。
それが小野田坂道という人間の魅力。
真波は小野田のことを、本当に友達だと思っているんです。
杉元の別れと銅橋の優しさ
杉元が遅れ始めます。
「もう…そろそろ おそらくもうそろそろだけれども」
「おしゃべりがすぎたか…これ以上は…ぼくはここで」
杉元「さよならだよ」
この別れの言葉、切ないです。
杉元は限界だった。
登りながら話すなんて、体力を使いすぎた。
もう、ついていけない。
ここでお別れ。
でも、銅橋が言います。
「せっかくここまで来たんだ見てけよ杉元ォ!!」
背中を支える銅橋。
この優しさ。
銅橋正睦というキャラクターは、口は悪いけど優しい。
杉元をここまで連れてきた。
だから、最後まで見せてあげたい。
レースの先頭を。
杉元の夢を、叶えてあげたい。
この銅橋の優しさが、泣けます。
先頭集団が見えた瞬間
杉元「見えた…あれが…あれがレースの先頭!!」
「みんなツワモノ揃いだ!!」
「ものすごいプレッシャー 圧を感じる!!」
杉元の夢が叶った瞬間です。
3年間補欠だった杉元。
レースの先頭を見ることなんて、夢のまた夢だった。
でも今、見えている。
御堂筋、雉、新開、高田城、鳴子。
レースの最前線で戦うツワモノたち。
「鳴子も敵として見るとすさまじい圧だ!!」
「いや普段の練習のときもかなわないけどね」
この杉元の素直さ(笑)。
鳴子はすごい。
普段の練習でも、かなわない。
でも今、その鳴子が敵として目の前にいる。
杉元にとって、この光景は一生の宝物です。
「真波さん来たよ」
杉元「そしてチームが合流するということはここから」
「レースはさらに激化する」
交わす覚悟、交わる思惑。熱は増大し、レースは加速する…!!
次号への期待:ハコガク合流と小野田は
859話は、杉元の答えと小野田の原動力が明らかになった回でした。
小野田が走る理由。
仲間のため。
そして、巻島さんにほめてもらうため。
この純粋さが、小野田坂道というキャラクターの魅力です。
そして次号。
ハコガクが先頭集団に合流します。
京伏も追いついてくる。
総北の鏑木たちは。
そして、小野田と今泉はどこまで追い上げているのか。
次号で明らかになるはずです。
先頭集団が6人vs6人vs5人になったとき、どんな展開になるのか。
御堂筋はどう動くのか。
真波は小野田と会えるのか。
次号も絶対見逃せない展開になりそうです!
頑張れ杉元!頑張れ小野田!頑張れ真波!そして頑張れ総北!
来週が待ちきれません!!

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