週刊少年チャンピオン(2026/7/30発売 Vol.35)掲載の弱虫ペダル最新話の感想、考察をお届け。
以下、ネタバレありますので、ご注意ください。
弱虫ペダル RIDE.875(第875話) 最新話 あらすじ(ネタバレ注意!)
前回までのあらすじ
山岳賞争いの六代と扉間。
そこへ後方から追走者、京都伏見の木利屋が現れる。
山岳ラインまで残り3km——三者が揃った。
扉間・六代・木利屋の三者がついに横並び。
木利屋が先行し、追いつく扉間。
山岳賞のゆくへはいかに。
前回の感想記事はこちら【弱虫ペダル RIDE.874】
今回のあらすじ
御堂筋が指示する「フェイズ」の指令に、木利屋は苦しげな声を漏らします。
御堂筋に口を塞がれながらも、木利屋の胸に去来するのは去年のインターハイでの記憶でした。
二日目終盤、榛名山の登りで脚を使い切りリタイアした木利屋。
チームから離れた場所で回収され、周囲が悔しさに涙する中、自分だけは悔しさも虚しさも感じなかったことを振り返ります。
そのままフェイズを完遂できたことに満足すべきだと、自分に言い聞かせるように納得しようとする木利屋。
3日目のゴールゲートを見ること——それこそが去年の自分の目標だったと、木利屋は静かに振り返ります。
そこから木利屋は3年目2回目のインターハイに向け、御堂筋の指示するタスクをこなしながら地道に練習を重ね、メンバーに選出されます。
壮行会での木利屋は「目標は特にない」と口にし、目標を持たないことこそが目標だと語っていました。
フェイズを確実にやり遂げるために、自分の感情や目標には蓋をする——そうするつもりだったはずが、木利屋の内側に眠っていた本音が溢れ出します。
チームもフェイズも捨てて山岳賞を獲る。
レースは京都伏見が先行する展開となり、観客からも木利屋の走りに目を奪われる声が上がります。
そこには、応援に駆けつけた兄の姿もありました。
残り2300m、扉間は態勢を立て直そうとする素振りを見せ、物語は次号へと続きます。
弱虫ペダル RIDE.875(第875話) x(旧twitter)での反応
弱虫ペダルの各キャラはモデルが居るんじゃないくらい解像度高くて感情移入しがち
でもこいついつ出てきたっけ、みたいなのはよくある— かわぬさん (@kwnu33) July 30, 2026
熊本の暑さを和らげて😭そして熊本と言うと弱虫ペダル…
— にっくる (@nikkurunikkuru) July 29, 2026
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表紙 小川彩 乃木坂46
『6年生としたいこと』川村拓
『バドこん!』安部真弘
『BEAST COMPLEX』板垣巴留
『弱虫ペダル』渡辺航
『魔入りました!入間くん』西修
『桃源暗鬼』漆原侑来 pic.twitter.com/iF7PJbZDSr— 太郎丸のおすすめ雑誌&新刊・名作マンガ選と備忘録 (@taromaru_sun) July 29, 2026
弱虫ペダル RIDE.875(第875話) 感想、まとめ、考察
「悔しさも虚しさもなかった」という静けさが一番怖い
去年のリタイアシーン、正直このおじさん、心臓を掴まれる思いで読みました。
普通、リタイアといえば悔しさや涙がつきものですけど、木利屋は悔しさも虚しさも感じなかったと振り返るんですよね。
これ、感情がないんじゃなくて、感情に蓋をすることに、もう慣れきってしまっていたんだと思うんです。
「フェイズは完遂できた」と自分に言い聞かせる姿、痛々しいを通り越して、社会人経験のあるこのおじさんには刺さりすぎました。
兄の存在が、静かに効いてくる
兄がわざわざ仕事を休んで応援に来てくれていた、というエピソード、さらっと挟まれてましたけど破壊力がすさまじい。
3日目のゴールゲートを見ること——それが去年の目標だったという告白、今年の走りに直結してくる伏線だったんだなと、答え合わせをしている気分になりました。
「目標を持たないことが目標」の重さ
壮行会での「目標は特にない」発言、読んでいたらうっかり軽く流すかなと思うんですけど、全然違う重みで迫ってきますね。
フェイズを確実にこなすために自分の感情に蓋をする、という決意そのものだったわけです。
でも実際にレースが始まった瞬間、木利屋の本音が抑えきれずに溢れ出す。
たった10分前に決めた目標というのがまたおもしろい、頭で決めた目標じゃなくて、体が先に出した答えなんだろうなと感じました。
荷物を背負った者にしかわからない景色
「多くの荷物を背負い、やりたいことを諦め続けた末に見えてくる景色がある」という木利屋の言葉、今回の話全体を通して一番重かったセリフです。
これまでチームのために自分を消してきた木利屋だからこそ、辿り着ける境地があるんだろうなと。
扉間のようにストレートに才能で駆け抜けるタイプとは違う、木利屋なりの走り方の哲学がここでようやく形になった感じがします。
次号への期待
京都伏見が先行する展開、山岳賞の行方はいよいよ木利屋に大きく傾いてきました。
応援に駆けつけた兄の存在も含めて、次号でどんな決着を見せてくれるのか。
扉間がこのあとどう出るのかも気になるところです。
来週が待ちきれません!!
もっと読む
それぞれのチームのIHメンバーや戦績をじっくり知りたい方は → 弱虫ペダル まとめ・一覧
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