高校時代のライバルたちが、大学で同じチームメイトになるという胸熱な展開。
スピンオフ漫画「SPARE BIKE」の大学編で描かれる洋南大学自転車競技部。総北のキャプテンだった金城真護、箱根学園の運び屋だった荒北靖友、そして広島呉南の“闘犬”待宮栄吉という、インターハイでしのぎを削った3人が、新たな仲間として同じジャージに袖を通します。
この記事では、洋南大学のメンバーと、そこで描かれるエピソードをまとめます。
該当話数はspare.41、67〜73を参照しています。
洋南大学ってどんな大学?
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 静岡県上富士市の小高い丘の上にある歴史ある総合大学 |
| 部活 | 自転車競技部 |
| 特色 | 大学学連公式レースへの参加。関東・関東近郊の大学が集うシリーズ戦を戦う |
メンバー一覧
| 名前 | 出身高校・肩書き | 学部 | 脚質(高校時代) |
| 金城真護 | 千葉総北高校 元キャプテン | 理学部 | オールラウンダー |
| 荒北靖友 | 箱根学園 元エースアシスト | 工学部 | オールラウンダー |
| 待宮栄吉 | 広島呉南工業高校 元キャプテン・エース | 学部不明 | スプリンター |
かつてインターハイで激闘を繰り広げた3人が、静岡の同じ大学、同じ自転車競技部で再会するという巡り合わせから、洋南大学編は始まります。
エピソード1:免許をとれ! 金城と荒北の大学生活
大学生になった金城は、レース会場への機材運搬や移動の自由度を上げるため、自動車の運転免許を取ろうと自動車学校を探していました。そこに現れた荒北は「オレはいいわ」と免許取得を渋りますが、金城に押し切られる形で教習所に通うことになります。
「オレはもう免許はとらねェようにしようって だからヨおめーの助手席でいいだろ乗せてくれよ金城」
「ダメだとれ 大丈夫だそれだけ反省があれば 運転はしっかりできるサ!!」
しかし教習中、荒北は「フンワリアクセル」の指導もお構いなしにアクセル全開で走り出すなど、教官を驚かせる一幕も。それでも無事に2人とも免許を取得し、金城は「こわいな…この男…」とその野性的な運転に改めて驚かされることになります。
エピソード2:秋沢湖ロードレース、洋南大学の初優勝
5月、埼玉県秋沢湖で行われた大学学連公式レース。関東および関東近郊の大学が集う中、洋南大学は参加人数枠7名の中に1年生の金城と荒北を選出し、出場します。
「形はどうあれ優勝てのはうれしいもんだな」
レース終盤、洋南大学からのアシストが落車に巻き込まれ、先頭の“逃げ”に誰も乗れない窮地に陥りますが、この危機を救ったのが3人目のメンバー・待宮栄吉でした。
エピソード3:待宮栄吉、洋南大学へ
待宮は彼女・福来佳奈に勧められ、猛勉強の末に洋南大学へ進学します。しかし一度は自転車競技をやめると佳奈に約束していたため、テニス同好会に入るつもりだと荒北の勧誘を断っていました。
「ワシはもう 自転車には 乗らん」
それでも荒北は諦めず、金城とともに待宮のアパート前で1日中待ち続けるなど、粘り強く勧誘を続けます。荒北が待宮を諦めない理由には、荒北自身の高校1年時代――誰にも心を開けなかった自分を福富が救ってくれた経験がありました。
「くすぶってるヤツ見るとヨ…心の奥底にやりてえきもちたぎらせてるヤツ見てるとヨ 今度はオレが救ってやんなきゃって そう思うんだよ」
最終的に、佳奈自身が待宮の背中をそっと押し、入部を後押しします。
「全部の時間じゃなくてええよ 栄吉くんが好きなことする時間も大切じゃと思う」
そして待宮は洋南大学自転車競技部に入部。エントリー期限ぎりぎりで加わった待宮は、秋沢湖ロードレースで洋南大学の窮地を救う活躍を見せ、チームの初優勝に貢献しました。
「ワシはァ…呉の闘犬まちみやえいきち待宮栄吉!! やってみせるワついて来いゃ金城ォ!!」
メンバー同士の関係性
- 金城と荒北:総北のキャプテンとハコガクのアシストという、かつての因縁を越えて気の合うルームメイト的な関係に。金城の実直さと荒北の野性的な性格が絶妙な組み合わせを見せる。
- 荒北と待宮:インターハイ最終日、20m差の一騎打ちで直接対決した相手。荒北は待宮の中に眠る“未練”を見抜き、粘り強く勧誘を続けた。
- 金城と待宮:待宮の彼女・佳奈の存在や、待宮の“モッとる”発言を軽く受け止める金城の懐の深さが垣間見える。
まとめ
洋南大学は、インターハイで直接対決した3人のライバルが、大学で同じチームメイトになるという胸熱な展開が魅力のチームです。
金城の実直さ、荒北の野性的な勧誘力、そして一度は競技をやめようとした待宮の復帰――高校時代とは異なる関係性の中で、3人がどう成長していくのか。SPARE BIKE大学編ならではの読みどころです。

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