週刊少年チャンピオン(2026/1/29発売 Vol.9)掲載の弱虫ペダル最新話の感想、考察をお届け。
以下、ネタバレありますので、ご注意ください。
弱虫ペダル RIDE.850(第850話) 最新話 あらすじ(ネタバレ注意!)
前回までのあらすじ
度重なる試練の連続。
今泉はもうダメなのか。
誰もがそう思った前回までのIH2日目。
今泉の横を通りすぎる総北高校。
今泉の悲痛な叫びは小野田くんに届いたのか!?
届け声
インターハイ2日目、調子が上がらない今泉は落車してしまう。
集団の中にいる総北メンバーは今泉の異変に気づいていない。
しかし小野田は「声」を聞いた気がして…。
小野田が感じた違和感
鏑木や段竹に声について聞かれる小野田。
セミの声か、応援の声か。
いや、違う。
小野田は確信していた。
あれは今泉の声だと。
でも常識的に考えれば、今泉は前にいるはず。
後ろから聞こえるはずがない。
小野田は自問自答する。
聞き違いだろうか?
いや、何度も何度も聞いてきた今泉の声を聞き間違えるはずがない。
小野田は決断する。
常識よりも友情を信じて、後ろを振り返った。
ハコガクの仕掛け
その瞬間、ハコガクが動く。
真波の指示で扉間がペースアップ。
それに銅橋と真波が続く。
集団の緊張が一気に高まり、他のチームも焦りを見せる。
鏑木は小野田に前に行くよう促すが、小野田は動かない。
キャプテンの決断
鏑木は叫ぶ。
ハコガクに先を越されると。
しかし小野田の答えは明確だった。
鏑木に二人を連れて前に行くよう指示を出す。
自分は今泉を連れ戻すと。
驚くメンバーたち。
後ろには誰もいないはずだと。
でも小野田は確信している。
今泉は後ろにいると。
それぞれへのオーダー
小野田は冷静に指示を出していく。
段竹にはメンバーの調子を見て、鳴子に追いつくようサポートするよう伝える。
六代には自由に走っていいと伝える。
そして鏑木には、キャプテン代行を任せると告げる。
突然のキャプテン代行に戸惑う鏑木。
しかし小野田の決意は固い。
みんなをまとめて鳴子に合流させるよう指示を出し、後ろへと下がっていく。
孤独の中で走る今泉
一方、今泉はヘロヘロになりながら自転車を漕いでいた。
集団からこぼれ落ちた選手たちに次々と抜かれていく。
これまでリタイアをしたことがなかった今泉にとって、初めての感覚。
悔しさ、焦り、申し訳なさ、情けなさ、無力感、そして孤独。
様々な感情が押し寄せる中、今泉の目に何かが映る。
前方に見える靴下。
そこには「まえをみて」と書かれていた。
それは小野田の母親が配った靴下。
顔を上げると、そこには小野田が立っていた。
弱虫ペダル RIDE.850(第850話) X(旧Twitter)での反応
は?弱虫ペダルの展開熱すぎだろ。
— 潮留*がんばってる (@voxx1121) January 29, 2026
弱虫ペダル:これは伝説の再現かッ!? また最後尾からトップまで引き上げる! やっぱアニソン歌うんだろうな。ついでだから杉元も歌え!
— とら (@ikeruze) January 29, 2026
弱虫ペダル RIDE.850(第850話) 感想、まとめ、考察
今回の展開から見える深いテーマ
小野田坂道の成長とキャプテンシップ
今回の850話で最も印象的だったのは、小野田のキャプテンとしての判断力です。
常識では考えられない選択。
レースの流れ的には前に行くべき場面で、あえて後ろに下がる決断をした小野田。
これは1年目、2年目の小野田では絶対にできなかった判断です。

ちなみに私には一生できません。
注目すべきは、小野田が感情だけで動いたわけではないということ。
ちゃんと各メンバーに的確な指示を出し、チームが機能するよう配慮しています。
段竹にはサポート役、六代には自由な走りを許可し、鏑木にはキャプテン代行を任命。
この采配は、小野田が本当の意味でキャプテンとして成長した証です。
仲間を信じ、仲間に任せることができる。
そして自分は今泉を救いに行く。
これが小野田流のリーダーシップなんですね。
友情と直感の力
「聞き違いだろうか?」から「聞き間違えるはずがない」への転換。

この心の動きが素晴らしい。
何度も何度も聞いてきた今泉の声を、小野田が聞き間違えるはずがない。
この確信は、三年間共に走ってきた絆から生まれたものです。
渡辺先生は、データや常識よりも、人と人との繋がりの方が強いということを描いています。
レースという合理性が求められる場面で、あえて非合理的な選択をする。
でもそれが正解だった。
小野田の直感は、単なる勘ではなく、今泉との深い信頼関係から生まれた確信なんです。
今泉俊輔の孤独と救済
今泉の最後の独白シーンが胸に刺さります。
これまでリタイアしたことがなかった今泉が、初めて味わう絶望。
悔しさ、焦り、申し訳なさ、情けなさ、無力感、そして孤独。
この感情の羅列が、今泉の心の痛みをリアルに伝えています。
特に「孤独」という言葉。
これが一番辛いんですよね。
調子が悪いのも辛い。
落車したのも辛い。
でも一番辛いのは、仲間がどんどん前に行ってしまい、自分一人が取り残されること。
そんな絶望の中で、下を向いた時。
「まえをみて」と書かれた靴下。
小野田が現れる。
これ、小野田のお母さんが配ったものですよね。
まさか、こんな形で重要な意味を持つとは。
渡辺先生の伏線の張り方、本当に見事です。
前を見てと言われて前を見たら、そこに小野田がいた。

この演出、最高すぎませんか?
注目の伏線と今後の展開予想
「6人揃う」というオーダーの意味
849話で小野田が出したオーダー「6人揃う!!」。
「当たり前じゃん」と思われたこの言葉が、実は今回の布石だったんですね。
小野田にとって「6人揃う」は、物理的に6人が一緒に走るという意味ではなく、誰一人欠けてはいけないという強い信念。
だからこそ、今泉を置いていくという選択肢は最初から存在しなかった。
ハコガクが仕掛けたこのタイミングで、あえて後ろに下がる。
これは戦術的には不利です。
でも小野田は迷わなかった。
「6人揃う」を実現するために。
鏑木のキャプテン代行
突然キャプテン代行を任された鏑木。
これは来年への布石でもありますね。
小野田は「来年キャプテンになると思います」と言っています。
鏑木は口が悪くて生意気ですが、実は面倒見が良くて熱い。
六代や段竹をまとめる力は十分にある。
今回の経験が、鏑木を次期キャプテンへと成長させる重要なステップになるはずです。
小野田と今泉の合流後の展開
次号以降、小野田と今泉がどう動くかが見どころです。
今泉は体調不良。
二人だけで前の集団に追いつけるのか。
それとも何か秘策があるのか。
個人的な予想ですが、小野田の存在が今泉を回復させるトリガーになると思います。
心が折れかけていた今泉が、小野田と共に走ることで再び力を取り戻す。
そんな熱い展開を期待しています。
そして二人が合流した時、総北の本当の力が発揮される。
「6人揃った」総北高校の逆襲が始まるんじゃないでしょうか。
感想
感動の再会。最高でした。
小野田が後ろを振り返るシーン、鳥肌が立ちました。
常識よりも友情を信じる。
データや状況判断よりも、仲間の声を信じる。
これが小野田坂道という主人公の本質なんだと改めて感じました。
そして今泉の孤独なシーン。
あの感情の羅列を読んだとき、こちらまで苦しくなりました。
849話に続いて今泉を徹底的に追い詰める渡辺先生ですが、その分、救済の瞬間の感動が大きくなる。
そう信じています。
「まえをみて」の靴下が、こんな形で意味を持つとは。
小野田のお母さん、ナイスアシストです!
次号では、小野田と今泉の再会シーンが描かれるはず。
二人の会話、二人の走り、そして「6人揃った」総北の姿が見られることを楽しみに待っています。
頑張れ小野田!頑張れ今泉!そして頑張れ総北!!
来週が待ちきれません!!


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